政治そのほか速
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リーグ・アン第33節が18日に行われ、ニースとパリ・サンジェルマンが対戦した。
リーグ戦首位のパリSGが、10位ニースのホームに乗り込んでの一戦。パリSGは、エースのFWズラタン・イブラヒモヴィッチを出場停止処分で、キャプテンのDFチアゴ・シウヴァを負傷で欠いている。
試合が動いたのは39分。ルーカスのスルーパスでエリア内右に抜けだしたハビエル・パストーレが、GKとの1対1で落ち着いてニアサイドに流し込み、パリSGが先制に成功する。
だが、このまま前半終了かと思われた45分、ニースが同点に追いつく。FKのクリアボールに、エリア前中央のサイド・ベンラーマがダイレクトで合わせて左足を振り抜く。そのシュートにゴール前のマチュー・ボドメが反応し、コースを変えてネットを揺らした。前半は両チームが1点ずつ奪い合い、ドローで折り返す。
後半に入って63分、エリア内左でパスを受けたパストーレが、リフティングでDFを交わしてそのままボレーシュート。これはGKにセーブされるも、こぼれ球に再びパストーレが右足を振り抜いて、ゴール右隅に決めた。
さらに68分、エディンソン・カバーニがエリア内で倒されてパリSGがPKを獲得。69分にカバーニがこのPKをゴール左隅に決めて、パリSGはリードを2点に広げた。
試合はこのままタイムアップ。パリSGが3-1でニースを下し、リーグ戦3連勝となった。
【スコア】
ニース 1-3 パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 39分 ハビエル・パストーレ(パリSG)
1-1 45分 マチュー・ボドメ(ニース)
1-2 63分 ハビエル・パストーレ(パリSG)
1-3 69分 エディンソン・カバーニ(PK)(パリSG)
[4.19 J2第8節](札幌ド)
※13:00開始
主審:扇谷健司
副審:越智新次、作本貴典
<出場メンバー>
[コンサドーレ札幌]
先発
GK 25 ク・ソンユン
DF 3 パウロン
DF 5 櫛引一紀
DF 24 福森晃斗
MF 27 荒野拓馬
MF 17 稲本潤一
MF 10 宮澤裕樹
MF 31 堀米悠斗
FW 28 菊岡拓朗
FW 13 内村圭宏
FW 9 都倉賢
控え
GK 1 金山隼樹
MF 20 上里一将
MF 22 神田夢実
MF 26 イルファン
MF 4 河合竜二
MF 42 ニウド
FW 11 前田俊介
監督
バルバリッチ
[水戸ホーリーホック]
先発
GK 1 本間幸司
DF 17 新里亮
DF 5 金聖基
DF 20 今瀬淳也
DF 3 田中雄大
MF 6 石神幸征
MF 22 内田航平
MF 8 岩尾憲
FW 34 吉田眞紀人
FW 39 馬場賢治
FW 11 三島康平
控え
GK 21 笠原昂史
DF 2 田向泰輝
DF 4 山崎貴雅
MF 7 鈴木雄斗
MF 9 小谷野顕治
FW 14 宮市剛
FW 19 山村佑樹
監督
柱谷哲二
▼関連リンク
[J2]第8節 スコア速報
プロ野球が開幕して約3週間。ついこないだ、中継を見ていてふと気づいたことがある。「ドロップ」という変化球をさっぱり耳にしなくなったけれど、なぜか。
東映時代の1971年に史上12人目の完全試合を達成し、その後、移籍した巨人で投手コーチも務めた日刊ゲンダイ本紙評論家・高橋善正氏(70)が言う。
「今で言う『縦のカーブ』をドロップと呼んでいました。古くは400勝投手の金田正一さん、大洋の左腕エースだった権藤正利さんがその使い手でした。落差の大きい権藤さんのドロップは“懸河のドロップ”と形容されたほどです。私と同年代では、巨人の堀内恒夫が筆頭でしょう。打者の肩の高さからストライクゾーンの低めまで鋭く縦に落ちる堀内のドロップは、物理的にはあり得ませんが、相手打者に『一度浮き上がってから落ちる』と言わしめました」
その投げ方は――。
「ドロップは特殊な球で、投げる際に手首を直角に折り曲げ、その手首をひねりながら親指でボールを上に跳ね上げ、意図的に強烈な縦回転を与えます。それできちんと制球しなければいけないわけですから、習得するには相当な鍛錬はもちろん、手首の柔らかさ、握力の強さ、指先の器用さが必要。投げられる選手は限られていました。私が大洋でコーチをしていた時代(90~92年)、甲子園の優勝投手がいました。彼は球種が少なかったので、『ドロップとまでは言わないが、カーブの練習をしてみろ』と投げ方を教えたら、驚いた顔をして『手首をひねりながらボールって投げられるんですか!?』と聞き返してきた。今から25年も前の話です。思えば、その頃にはもう、ドロップは“絶滅危惧種”になっていたのかもしれません」
堀内恒夫に続くドロップの使い手は現れなかったのだろうか。
「巨人時代の桑田真澄も落差のある縦のカーブを投げましたが、金田さんや権藤さん、堀内のドロップにはキレも落差も及びません。現役の投手では西武の岸とソフトバンクの武田くらいですかね、ドロップに近いカーブを投げているのは」
“ドロップ復活”は、いつの日か。
アイスホッケー男子のU―18(18歳以下)世界選手権ディビジョン1B組(3部相当)は18日、スロベニアのマリボルで行われ、日本は延長、ゲームウイニングショットの末に4―3でスロベニアを破り、通算3勝2敗の3位だった。(共同)
センターサークル付近の左サイド。浦和レッズの武藤雄樹は、グラウンダーで球足の速いパスを前方の柏木陽介に当てると、スルスルと相手陣内を駆け上がっていった。
ボールを受けてターンした柏木を、左から一気に追い抜いていく。柏木が左の大外の宇賀神友弥にボールを入れると、武藤は更にスピードを上げた。
トップスピードのままペナルティーエリア内に走り込み、宇賀神からのワンタッチでの浮き球のパスを右足でならすと、ボールの落ち際に再び右足。ピッチ中央から突っ込んでいく迫力と電光石火のシュートモーションから繰り出されたのは、トゥーキック気味の一撃だった。スピードとテクニックが凝縮されたシュートで相手GK榎本哲也の間合いを外して、ボールはゆっくりとゴールに転がっていった。
J1 1stステージ第6節の横浜F・マリノス戦の42分に生まれた同点ゴールを、柏木は「俺とウガ(宇賀神)と武藤で、全員がイメージを共有できていた」と振り返る。
「ウガには『ワンタッチで出せよ』というパスだった。武藤は難しかったけれど、いいトラップをしていいシュートをした」
ホームで攻め込みながら、34分にカウンターから先制点を奪われていた浦和は、前半終了間際に武藤のゴールで追いつくと、直後の前半アディショナルタイムには梅崎司がヘディングで逆転弾。2-1で競り勝ち、無敗と首位をキープした。
逆転劇の呼び水となった一発について、殊勲の武藤は「しっかりパスを繋いでいい形の崩しができた。宇賀神さんからいいパスがきましたし、いい感じでGKのタイミングを外すシュートが打てた」と納得の表情。ゴールに迫るにつれて加速していく崩し、意外性のあるシュートと、緩急の見事さで勝負ありというプレーだったが、得点に至るには幸運と勤勉さが加わることになった。
「しっかり詰めていた結果、こぼれてきたのでよかった。浦和に来てからポストに2回くらい弾かれていたが、今日は自分のところに返ってきた」
一連のプレーは「できればあのまま決まって欲しかった」と明かすほど見事な流れだったが、ボールは惜しくもゴールポストを直撃。しかし、武藤はシュート後もスピードを緩めずゴール前まで走り込むと、こぼれ球にいち早く反応して左足で蹴り込んだ。
ベガルタ仙台から移籍し、今季から浦和に在籍する。「加入してから、埼スタでのゴールがひとつの目標だった。今日はそれを達成できて本当によかった。…