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開幕からの連続試合安打を9に伸ばした青木[Getty Images]
● ジャイアンツ 1 - 4 ロッキーズ ○
<現地時間4月14日 AT&Tパーク>
ジャイアンツの青木宣親が現地時間14日(日本時間15日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・左翼」で先発出場。内野安打を放って開幕から続く連続試合安打を9に伸ばし、打率を.405とした。
不振に苦しんだオープン戦から一転、開幕してからは毎日安打を積み重ねる青木。この日も定位置となった「1番・左翼」で出場すると、初回の第1打席では一ゴロに倒れるも、3回の第2打席ではフルカウントから四球を選び出塁。今日もしっかり1番としての仕事をこなす。
その後、0-3と3点を追う5回に先頭で迎えた第3打席でサードへの内野安打を放ち、開幕から9試合連続安打を記録。これで06年の松井秀喜(当時・ヤンキース)と07年の岩村明憲(当時・デビルレイズ)が記録した開幕からの連続試合安打の日本人記録に並んだ。
青木は7回の第4打席でも四球を選び、この試合3度目の出塁を果たしたものの、いずれも後続が倒れて得点には結びつかず。1-4と3点ビハインドの9回二死で回った第5打席では空振りの三振に倒れ、最後の打者となった。
結局この日は3打数1安打で四球が2つ。メジャー日本人記録に並ぶ開幕9試合連続安打を記録し、3度の出塁を果たしたもののチームは5連敗を喫した。
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絶好調ラツィオを支えるクローゼ(右)とF・アンデルソン(左) [写真]=Getty Images
文=赤星敬子
セリエA第30節では、エンポリに4-0と快勝したラツィオが勝ち点58とし、トリノ戦を1-1で終えた宿敵ローマを追い越して、ついに単独2位に浮上した。
ラツィオはしかも8連勝という絶好調ぶりで、6月に37歳になる元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼもゴールを決めて勝利に貢献した。チャンピオンズリーグ出場が見えてきたゲームに、クラウディオ・ロティート会長も「チーム史上に残る一日となった」と、いかにも満足気だった。
前半にあっさりと3得点を決めて試合を完全に有利に進めていたとはいえ、ディエゴ・ノヴァレッティが退場処分となった58分以降を10人で闘い抜き、完封したのは大きい。何と言ってもこの日の主役、そしてまた今シーズン後半の主役はクローゼだった。前半31分に鮮やかな追加点を決めると、スタンドへ走り寄った。そこには10歳の双子のノア君とルーアン君がいた。
ラツィオの少年チームに所属している2人。11日にはローマとのダービーマッチが行われ、ノア君はゴールを決めていた。相手のローマにはフランチェスコ・トッティの息子、クリスティアン君がいた。
クローゼは親子で得点した歓喜の瞬間を分かち合うため、息子たちの元へ走った。今シーズン10得点目という区切りのゴールでもあった。クローゼは「2位に上がれてうれしい。今の調子をキープしたい」と試合後に勝利を喜んだ。
改めてラツィオの年明けの歩みを見てみたい。2月上旬の第21節のチェゼーナ戦、続く第22節のジェノア戦で連敗し足踏み状態だった。しかしその後の2月15日、第23節のアウェーのウディネーゼ戦を1-0と勝利で飾ってから、8連勝と破竹の勢いだ。上位を争うライバルとの一戦となった第26節のフィオレンティーナ戦の4-0の試合ぶりは見事。
クローゼやフェリペ・アンデルソンら得点力の高い攻撃陣に目が行きがちだが、守備力も素晴らしい。サッスオーロ、フィオレンティーナ、トリノ、ヴェローナと第25節からの4試合をすべて無失点で勝利に結びつけていることも見逃せないポイントだ。
ラツィオの8連勝は過去3度あった。古くは1972-73シーズンのトンマーゾ・マエストレッリ監督時代、そして2006-07シーズンのデリオ・ロッシ監督時代だ。9連勝はたった一度だけ、スヴェン・ゴラン・エリクソン監督がチームを率いていた1998-99シーズンに記録している。次は首位を独走するユヴェントス戦だけに、クラブ史上最高記録に追いつくかどうかは非常に難しいところだ。今年一年目のステファノ・ピオリ監督も「我々はまだ何も勝ち取っていない。今シーズンはあと8試合残っている」と自制心を持ってラストスパートへ臨む。
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「旧古河庭園」(東京都北区)では5月9日~6月7日、春バラの見ごろの時期に合わせて「春のバラフェスティバル」が開催される。
旧古河庭園では約90種180株のバラが咲き誇る
旧古河庭園は、約90種180株の華やかなバラが咲き誇る洋風庭園と大正ロマンを感じさせる重厚な洋館、そして、京都の名庭師・七代目小川治兵衛氏による風情ある日本庭園を味わえるなど、和洋の趣を楽しめる庭園。同イベントは今年で15回目を迎え、期間中は「春バラと洋館のライトアップ」や「春バラの音楽会」、「春バラの人気投票」などを実施する。
「春バラと洋館のライトアップ」は5月15日~24日の日没~21時に、バイオリンやビオラ、チェロなどで奏でる「春バラの音楽会」は洋館横芝生広場にて5月9日・30日・6月6日各日12時、15時(各回約30分)に行う。
「春バラと洋館のライトアップ」は5月15日~24日に実施
また、園内のナンバーワンのバラを決める「春バラ人気投票」のほか、約60分の無料「庭園ガイド」も実施する(月~金曜日は各日14時より、土曜・日曜日は各日11時と14時より)。さらに、期間中は芝生広場アプローチに「ローズショップ」が登場し、バラにちなんだグッズや軽飲食、バラの苗木等を販売する。
開催期間は5月9日~6月7日9時~17時(最終入園は16時30分)、ライトアップ期間の5月15日~24日は21時(最終入園は20時30分)まで。なお、ローズショップは10時から閉園の30分までとなる。
ブランドパートナーズが展開する「シアトルズベストコーヒー」はこのほど、「抹茶ティラミス」(ホット・アイス)と「抹茶ティラミスジャバクーラ」を期間限定で発売した。販売期間は6月3日まで。
「抹茶ティラミス」(左・ホット: ショート430円、トール470円、グランデ510円 / 右・アイス: トール470円、グランデ510円)
抹茶ティラミスは、和洋折衷のデザート”抹茶ティラミス”をイメージしたドリンク。エスプレッソの代わりに抹茶とミルク、ホワイトチョコレートを使用し、マスカルポーネチーズとホイップクリームをトッピングした。
ホットは、抹茶にホワイトチョコレートとスチームミルクを合わせ、滑らかでコクのある味わいとのこと。価格は、ショート430円、トール470円、グランデ510円。
アイスは、オーダーが入るごとに、バリスタがカクテルシェーカーを振って仕上げる。シェイクすることでミルクと抹茶がしっかりと混ざり、フワフワの泡立ちと抹茶の豊かな香りが楽しめるという。価格は、トール470円、グランデ510円。
「抹茶ティラミスジャバクーラ」(ホイップ付き: トール520円、グランデ560円)
抹茶ティラミスジャバクーラは、「クリームクーラ 抹茶」(クリームベースのフローズンドリンク)にホワイトチョコレートを加えたもの。トッピングのマスカルポーネチーズとホイップクリームを混ぜれば、さらにクリーミーな味わいが楽しめるとのこと。価格はホイップなしがトール480円、グランデ520円、ホイップ付きがトール520円、グランデ560円。
※価格は税込、販売終了日は店舗によって異なる
10年前、元自動車整備工の松本光一氏が創業した「TENGA」。オブジェとして飾っても違和感のないデザイン性と究極の使い心地で、日本のみならず海外からも注目を集めるアダルトグッズメーカーだ。
同社のデザイナー兼開発担当として活躍する遠藤海さん(29)。岩手大学で美術やデザインを学び、2008年に当時まだ無名だった同社に入社する。
「小さい頃から性に人一倍敏感でした。というか、人とは違っていたのかな。学生時代、男子同士でよくエッチな話で盛り上がりますけど、女子を猥雑化してヒソヒソやるのがパターン。その感覚が嫌で、むしろ性そのものに興味を持つようになり、大学でも性をテーマに研究しました。そんなこともあって、卒業する際、“性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく”というテンガの求人広告を見て、コレだ! とピンと来たんです」
■入社していきなり新商品開発担当に
入社当時、図面を引けるのが社長と遠藤さんの2人だけ。いきなり社長に「担当してみなよ」と新商品「EGG」の開発を任された。
ニワトリの卵のような外装に、エラストマー(弾力ゴム)素材の伸び縮みするオナホールを収納。ゴムの内側に刻まれた模様の違いが使い心地の違いになっているのがミソだ。
「弊社の基本コンセプトとして、女性器を模さないというのがあります。セックスとオナニーは別ですからね。見た目も美しくて、かつ気持ちいい形は何か。デザインと使い心地の整合性が求められるわけです」
試作品を作っては、とにかく自分で使ってみた。多い時は一晩で36個を試したことも。
「握った時の厚み、突起一つ一つのせめぎあいなどが診断ポイント。これまでと似た使用感なら、その時点で脱落です。今の12種類に落ち着くまで、100個以上試してきました。使った感触でどれがどれか分かりますね。利き酒ならぬ利きオナホールができますよ(笑い)」
■アダルトグッズがニッポンを救う?
同社の商品には使い捨てではなく、繰り返し使えるものもある。洗って乾かす際、「どうせならオブジェとして飾れるものを」と開発したのが「TENGA 3D」だ。これはドイツの国際的なデザイン賞を受賞した。男性用オナニーグッズが受賞するのは史上初だそう。
いまやドラッグストアやバラエティーショップにも置かれるようになったが、アダルトグッズに寛容な欧米に比べ、日本ではまだ日陰の存在だ。
「帰省土産としてTENGAグッズを持っていくこともあるんですが、興味津々なのは女性の方。男性は恥ずかしがる人が多いですね。男女がアダルトグッズを通して明るく、だけど真面目に性について話せるようになれば、セックスレスや、大げさですが少子化の問題なども解消するのではないかと、密かに思っています」
アダルトグッズがニッポンを救うかもしれない!?