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定期的な商品のチェックを欠かさない大手スーパーマーケットで、まさか賞味期限から何年も経っているスナック菓子が売られているなどと誰が思うだろうか。英メディアが今、それでとんだ健康被害にあってしまった男性の話題を伝えている。
スナック菓子が大好きだというIT企業の営業マン、オリヴァー・ベイリーさん(30)。彼はそれによる食中毒で1週間の寝たきり生活を送ったことを忌々しく思い出すとともに、販売店である大手スーパーマーケット・チェーン「Tesco」への強い怒りを英メディア『mirror.co.uk』に告白した。
ベイリーさんが賞味期限から3年もすぎた「Tyrrell’s/ Sea Salt and Cider Vinegar」というスナック菓子を購入したのは、大手スーパーマーケットの「Tesco」であった。最初からなんとなく匂いがおかしいと感じてはいたが、みるみる気分が悪くなり、嘔吐、腹痛、下痢といった食中毒独特の胃腸炎に見舞われたベイリーさんは、激しい嘔吐のせいで肋骨が痛み始め、1週間の絶対安静により寝て過ごすしかなかったという。
彼は「Tesco」の本部にクレームを入れたが、購入した店舗に直接どうぞという指示であり、そのマックルズフィールド店からは15英ポンド(約2,600円)の電子マネーカードを添えた手紙が送られてきた。謝罪かと思いきや、“私どもは日ごろから陳列商品の賞味期限を厳しくチェックしております”との嫌味な一言が添えられていたという。
“あなたの勘違いではないか“と言いたげな彼らに激怒し、ベイリーさんはそのマネーカードを使って今度は賞味期限を1か月過ぎていたフライドポテトのスナック菓子を購入。かかりつけ医の診断書とともにそれを突き付けるとさらに50ポンド(約8,800円)のカードが送られてきたが、そこでも“あなたが食中毒にかかったということはわかりました。でも原因がうちから買ったチップスだという証拠は?”などと往生際は悪かった。
計65ポンド(約11,400円) のカードが進呈された次第だが、まったく納得するには至っていないベイリーさん。一方の「Tesco」も厳しい商品チェックが行われていることを主張するばかりだ。この件がもし裁判に持ち込まれたら果たして勝つのはどちらであろうか、市民の間でも話題を呼んでいるもようだ。
※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)