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9月スタートのNHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインに、波瑠が決定した。波瑠が4度目のオーディションで手中にしたヒロイン・白岡あさは、日本初の女子大を創った人で、「おてんばで相撲が強い」、朝ドラ史上最強キャラらしい。「朝ドラっぽい」「朝ドラヒロインっぽい」とよく言うが、波瑠の注目すべき点は、「朝ドラヒロインっぽくない」こと。その人物像をチェックしたい。
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波瑠は、「朝ドラヒロインっぽくない」(良い意味で)。なぜって、朝ドラヒロインは、たいていいつも元気で明るく健気で、老若男女が見守りたくなる女の子だから。対して、波瑠は、クールな美少女で、ちょっと近づきがたい「高嶺の花」イメージ。朝ドラに当てはめるなら、素直で一生懸命、小型犬のようにキャンキャン騒いで走り回っているヒロインの横に佇む、クールで美形な「親友」枠のほうがしっくりくる。
そういった意味で、波瑠が朝ドラヒロインに決まったと聞いたときは、ゾクゾクした。いよいよ待望の「男が妄想・憧憬するヒロイン」が来たぞ、と思ったからだ。波瑠といえば、ハライチ・澤部佑と共演していた年賀状CMを思い出す人もいるだろう。
「ねえ、この前の話だけど……いいよ。結婚」
鍋の用意をしながら、さりげなく切り出す落ち着いたトーン、真っ直ぐな瞳。それに対して歓喜の男泣きをする澤部という構図に、グッときた人は多かったはずだ。これって、男性のひとつの理想像に見える。 波瑠は、もともとティーンファッション誌『SEVEN TEEN』の専属モデルを務め、映画『潔く柔く』『マリア様がみてる』などの多数の作品に出演してきた。かつてはロングヘアだったが、ショートヘアにしたことで、イメージが大きく変わり、飛躍的に垢抜けた。
お茶の間では『救命病棟24時 第5シリーズ』や、伊集院静原作『いねむり先生』で故・夏目雅子を演じたこと、『BORDER』で演じたクールな女性検視官役、『ごめんね青春!』の、主人公・平助(錦戸亮)の初恋の人であり、火災事件から自主退学・家出したミステリアスな役柄の印象が強いかもしれない。
波瑠の魅力は、どこか生身じゃない、「記憶の中の憧れの女性」や、「物語の中の美少女」が似合うこと。実際、リアルな女子って、すぐ群れるし、うるさいし、男にとっては怖い存在であることも多いのだ。
その点、大人っぽくて落ち着いていて、ミステリアス。…