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かねてより何かあると「ゲイか、ゲイではないか」と性的指向を問われていた人気俳優ジェームズ・フランコが、自作自演インタビューで異性愛者のジェームズと同性愛者のジェームズに扮し、「君はゲイなのか?どうなんだ」との質問に「芸術では同性愛者、人生では異性愛者」と回答したという。
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俳優、監督、プロデューサー、脚本家としてショービジネスで活躍すると共に、詩人、画家、教師といった顔も持つジェームズ。LGBTコミュニティのオンラインプラットフォームFour Two Nineで、異性愛者のジェームズと同性愛者のジェームズが自分自身を語るというインタビューを敢行した。
異性愛者のジェームズが同性愛者のジェームズに「君はゲイなのか?どうなんだ」と質問を投げかけると、異性愛者のジェームズは「自分の芸術では同性愛者、自分の人生では異性愛者と考えたい。性交寸前までは人生でも同性愛者だけどね。それ以降は異性愛者と言える」と説明した。「つまり同性愛者をどう定義するかによる。セックスする相手で言うなら、僕は異性愛者だ。20年代や30年代は性交の相手ではなく振る舞いで同性愛が定義された。水兵たちはいつも男同士で寝ていたが、男らしく振る舞っている限り、同性愛者とは見なされなかった」と続け、そのことについて書いたという詩を朗読している。
異性愛者のジェームズはインスタグラムでジェームズがふざけていると話し、「同性愛者と思われたいのか。異性愛者の方がいいのでは?」と確認すると、「同性愛者と思われることが好きだ」と明かし、どっちつかずの態度で人々を混乱させる気はないが、その方がどちらでもいいように演じることを楽しめるという。つまるところ、人々に自分の性的指向について、どう思われようと気にしないそうだ。自分が同性とセックスしていると心から信じてる人がいるとは思っておらず、そのためにLGBTコミュニティからも完全には受け入れられていないと分析している。