政治そのほか速
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演出家でタレントのテリー伊藤(65歳)が、3月10日に放送されたバラエティ番組「テリー伊藤のトラブルハンター」(TOKYO MX)で、過去に「ものすごい大きい額」のギャラ未払いトラブルに見舞われた経験を語った。
テリーは過去に映画の主役をやったことがあるが、そのときのギャラ「100万円か200万円」振り込まれなかったという。映画会社からは支払われていることがわかっており、間に入っていたプロデューサーが着服し、姿をくらましたそうだ。
当時、このプロデューサーは六本木ヒルズに居を構え、テリーに家族を紹介したり、海外のお土産を渡したりと「フレンドリー色を出して」いたため、すっかり信じ込んでいたという。
この件について、番組に出演した弁護士は「初めから払うつもりもないのに『お願いします。出演してください』と言っていたら詐欺になるんですけども、払うつもりはあったけど後で翻意した、といった場合は犯罪ではないんです。ただの約束違反」と指摘。テリーは身を乗り出して「約束違反!?」と、まさかの判断に驚きを隠せなかったようだ。
そして、弁護士が「基本的に刑事事件の詐欺は、確実に払うつもりがなかったのに、払うかのように装った、というところの立証ができないといけないので難しいんです」と続けると、テリーは「え~…なんてことっ!!」と嘆いた。
また、約束違反は刑事事件にはならないので罰則がないことも伝えられると、テリーは「そうなの!?」とまたビックリ。そして「そんなことでいいんですか、日本は!!」と吠えるしかなかった。
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