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究極の矛盾?健康系ノンアルビールが発売される。
酒は飲みたいけどこれから会社、医者から酒を止められている、飲んでいると家族の目が冷たい…そんな不遇をかこっている全国のアルコールファンに、待望の商品が登場! ノンアルコールのビールテイスト飲料なのに、しかもトクホ、つまり特定保健用食品という商品がリリースされたのだ。これでどんなシーンで飲んでも、冷たい目では見られない!
この商品はサッポロビール株式会社から、今年5月26日(火)に発売される「SAPPORO+(サッポロ プラス)」。
同ビールテイスト飲料の凄いのは、難消化性デキストリンという、トウモロコシのでんぷんから作られている水溶性食物繊維の一種が入っているために、さまざまな効果が期待されている。。
食事の時に飲むことにより、ダイエット効果もあるかも知れない。小腸での糖や脂肪の吸収を抑え、 食後の血糖値や血中中性脂肪値の急激な上昇をおだやかにする効果があるとされているからだ。おまけに腸整作用もあるという。
こんな健康効果まであるんだったら、いつでもどこでも堂々と飲めるはず。でもノンアルコールビールっていうだけでたいそうな矛盾感があるのに、おまけにトクホってもうなにがなんだか! ちなみにメーカー側では同飲料の20歳未満への販売はしないようにしているので、子供はダメよ!
文/高野景子