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老舗レコード会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントが14日、千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールでロックフェスティバル『ビクターロック祭り~2015~』を開催。昨年に続いて2回目となる同フェスには、キュウソネコカミ、斉藤和義、星野源ら9組のアーティストが出演し、1万3000人の観客を熱狂させた。
【写真19点】星野源、斉藤和義ら出演者ソロショット
オープニングセレモニーでは、2月14日に亡くなったシーナ&ロケッツのシーナさんを追悼。続けて、若手和太鼓奏者3人組ユニットの無限による三重奏が鳴り響くと、津軽三味線奏者10人を従えた演歌歌手・長山洋子が登場した。キャリア31年を数える長山がロックフェスの出演するのは初。深紅の着物に身を包み、美しい立ち姿で津軽三味線を引く姿はギタリストさながらだった。
ほら貝の音色とともに先陣を切ったのはレキシ。「初っ端だけどさ、みんな、年貢納めたいの?」と“年貢”コールを誘って会場を盛り上げると、「きらきら武士」では冒頭の歌詞を替えて「ビクター好きー」とレーベル愛を叫んだ。続くKEYTALKは寺中友将(Vo&G)が「楽しんでいこうぜ!」と呼びかけ、「トラベリング」からスタート。小野武正(G)による「ビクター!」「大好き!」のコール&レスポンスで盛り上げた。
スガ シカオの「コノユビトマレ」では、ビクターに所属する盟友・FIRE HORNSが加わり、ゴージャスなサウンドに。「大好きなファンクモードに突入します。今日はロック祭りだけど!」と宣言してファンクチューンを連発するも、最後は名曲「愛について」で魅了。ハナレグミは「明日天気になれ」の歌詞を「ビクターロックフェスによく来てくれました。楽しもうね!」と言いかえて盛り上げた。
昨年6月にメジャーデビューした注目株のキュウソネコカミは、ヤマサキセイヤ(Vo&G)が「ビクターありがとう。この1年、いい思いさせてもらった」と喜びを語ったかと思えば、終盤では“ビクター、意外とポンコツだった。そんな曲です」と紹介し、新曲「ハッピーポンコツ」を披露。「DQNなりたい、40代で死にたい」では客席にダイブするなど大暴れしたヤマサキは「これからも音楽業界から消えないように頑張ります」と宣言し、ビクターについて歌った「ビビった」で締めくくった。
紅一点の木村カエラは「2013年にビクターに入ったのでまだ新参者ですが、とても楽しみにしてまいりました」とニッコリ。…