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お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の小説『火花』(文藝春秋)が、3月23日付けのオリコン週間「本」ランキング(集計期間:3月9日~15日)で2冠を達成したことが18日、明らかになった。
初の純文学作品『火花』を執筆した又吉直樹
今月11日に発売され、累計発行部数35万部を突破した同書。週間売り上げは8.1万部で、総合部門にあたるBOOK部門と文芸(小説)部門で1位を獲得した。なお、お笑い芸人によるBOOK部門1位は、2008年4月の同ランキング発表開始以来、初めてとなる。
小説では、売れない芸人・徳永と、その彼が師と仰ぐ先輩芸人・神谷の姿を通して、「笑いとは」「才能とは」「生きるとは」「人間とは」が描かれている。文芸誌『文學界』(文藝春秋)2月号で発表されるやいなや一躍話題に。史上初の増刷に導いたこともあり、出版に向けて注目度が増していた。
又吉は本作について、自身のツイッターで「大切なものについて書きました」と説明し、別日に「芸人の先輩から電話で感想をいただきました。尊敬するお二方の言葉が嬉しくて、自分で『火花』を最初から最後まで読んでしまいました。面白かったです」とさりげなくアピール。発売当日には「嬉しいです。仕事終わったら本屋見に行きます」と心境をつづっていた。