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KinKi Kidsの堂本光一が主演を務めるミュージカル「Endless SHOCK」が上演されている東京・帝国劇場で、19日、舞台の上演中にセットが倒れ、出演者の一部が下敷きとなる事故があった。クライマックスシーンで高さ約3メートル、重さ約800キロのパネルが倒れた模様。公演は直後に中止になり、堂本自らが「トラブルのため中止と致します」とアナウンスした。6人がけがを負った。いずれも命に別条はない。
劇場に訪れた観劇者によると、事故はクライマックスとなる16時過ぎに発生した。ダンスのシーンで舞台上手側にあるパネルが中央に向かって倒れ、30代の男性ダンサーが下敷きになった。
観劇者によると、その瞬間は特に悲鳴が上がることもなく、「演出の一部」かと思っていたという。他の出演者がパネルを起こし、下敷きになったダンサーを救出している際に緞帳が降りた。その後、堂本が緞帳の前に現れ、「トラブルのため公演は中止と致します」と緊張した表情で述べたという。
堂本にケガはなかった模様。ケガ人は救急搬送され、堂本が付き添ったとの情報もある。
警視庁によると事故に巻き込まれたのはダンサー5人とスタッフ1人。約1800人の観客にけがはなかった。
同ミュージカルは上演15周年。昨年10月にはミュージカル単独主演記録1位を樹立した。舞台は2月3日に初日を迎えた。今月31日に千秋楽を迎える。