政治そのほか速
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5年前、突如として芸能界から消えてしまった女性シンガーソングライターがいる。90年代、『DA・KA・RA』、『ら・ら・ら』などが大ヒットし、「応援ソングの女王」と呼ばれた大黒摩季(45歳)である。
「2000年以降はヒット曲には恵まれなかったけど、コンサートツアーをすれば熱烈なファンが押しかけ、常に大盛況でした。それが2010年の末頃、突然、活動を休止して、ぱったりとファンの前から姿を消してしまった。相当、体の具合が悪かったみたいですね」(芸能ライター)
「今年、活動再開」の根拠
そんな往年の人気歌手・大黒摩季の最新情報が、3月17日発売の週刊女性に掲載されている。巻頭スクープとして4ページを割き、「ついに今年、活動再開を決意」と煽っているのだ。
それにしても、4年半もの間、体調不良を理由に活動休止するとはよほどのことである。いったい彼女に何があったのか。
週刊女性の記事によれば、大黒は子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫という4つもの子宮系の疾患を抱えており、ステージに立つことができないほど心身ともに衰弱していたとのことだ。芸能関係者もこう話す。
「大黒さんは2003年、一歳下の一般人男性と結婚し、ずっと子どもを渇望していました。しかし、流産を繰り返した挙句、不妊症と診断され、その後はホルモン療法にチャレンジしていたんですが、その副作用にも悩んでいたようですね」
結局、子宝に恵まれないまま、薬による副作用で、人前に出られる状態ではなかったということらしい。
それが、今回の週刊女性によれば「今年、活動再開」。その根拠として記事は彼女のブログの言葉を引用している。
<お陰様で、年末の段階でほぼ意志と道が固まり、これより晴れて復帰に向け実質的に動き出すことになります>
事務所サイドは「本人のやる気はあるが、まだ何のメドも立っていない」というのが気がかりではあるが、昨年末の中森明菜のように、再び往年のスターの復活を楽しみに待ちたい。
(取材・文/小林靖樹)