シンガー・ソングライターの星野源が、4月からスタートする阿部サダヲ主演ドラマ『心がポキッとね』（毎週水曜　後10：00　フジテレビ系）の主題歌として新曲「SUN」を書き下ろしたことが19日、わかった。歌手としては東京・日本武道館、横浜アリーナ2days公演を即完売させ、俳優としても数々のドラマや映画に出演しているが、連続ドラマの主題歌を担当するのは意外にも初となる。

阿部サダヲ、水原希子と“20歳差”ラブシーン「楽しみ」

　同ドラマは、過去の失敗や心の傷のせいで不器用にしか生きられず、他人にとっても、自分自身にとっても究極に面倒くさい“病んでるオトナ”4人のラブコメディー。阿部、水原希子、藤木直人、山口智子が共演する。

　主題歌のオファーを受けた星野が、台本を読み込んで制作した新曲のタイトルは「SUN」。心も体も踊りだすようなダンスナンバーに乗せ、暗闇から希望の光が差していく世界を描いた星野は「初めてのドラマ主題歌をこの作品で飾れること、とてもうれしく思います！」と大喜び。「壊れそうになりながらも必死に生きる人々が、すべてを忘れて楽しく踊りまくる姿を想像しながら作りました」と裏話を明かした。

　共同テレビの森安彩プロデューサーは「欠点だらけの4人の個性的な男女が、幸せを模索するラブコメディー。星野さんの音楽は、物語に親近感とあたたかさを添え、世界観を豊かにしてくれると確信しています」と手応え十分。主演の阿部も「撮影中の現場のあったかい雰囲気と源ちゃんの曲、すごい合う気がします！　どんな歌詞で『ポキッと』感を歌ってくれるのかとても楽しみです！」と期待する。

　25日放送の『残念な夫。』最終回後に流れる『心がポキッとね』初回予告の中では、主題歌の一部がオンエアされる。