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世界最強の暗号”エニグマ”に挑んだ実在の天才数学者アラン・チューリングを描いた”泣けるミステリー”『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』。2009年、「”英国のブラウン首相が政府を代表し、1人の男に謝罪した」というニュースが新聞トップに踊り世界を驚かせたが、一国の首相が公式に謝ったその謝罪の相手こそ、アラン・チューリングだった。
映画『イミテーション・ゲーム』でカンバーバッチ演じる天才数学者の謎に包まれた真実とは
第二次世界大戦時に、解読不可能と絶望視されていたドイツ軍の暗号「エニグマ」に、恐るべき回転速度を誇る頭脳で挑んだ男アラン・チューリング。1912年にロンドンで生まれ、ケンブリッジ大学キングス・カレッジの数学科を主席で卒業。数学者として、また暗号解読者やコンピューター科学者として非常に優秀だった彼は、1939年、バッキンガムシャーにあるイギリス政府の暗号解読センター「ブレッチリー・パーク」で働くチームの一員となる。
優れた科学者や言語学者、諜報部員が集められたその場所の目的は、ドイツの暗号機「エニグマ」を解読すること。エニグマは解読不可能と言われ、連合国はその暗号に隠されたナチス政権の戦略の解明を急いでいたのだ。
そんな世界を揺るがす重要な作戦に関わったチューリングの生涯が、一体なぜ今まで隠されていたのか?政府の謝罪をきっかけに興味を惹かれたプロデューサーのノラ・グロスマンとイド・オストロフスキーは、アンドリュー・ホッジスの書いたチューリングの伝記を読み、世にほとんど知られていない数学者の数奇な人生を知ったことで、映画化に向けて動き始めたという。
チューリングを「スティーヴ・ジョブズやビル・ゲイツからも崇拝されるコンピューターの初期の発明者」だと敬愛し、本作に参加する事となった脚色のグレアム・ムーアは、「何よりもこれが実話だということがショッキングだった」と振り返る。
コンピューターの誕生に重要な役割を果たした”チューリング・マシン”の開発者であっても、”コンピューターの父”と呼ばれても、光が当たることのなかったチューリング自身の生涯。本作でチューリング役を熱望したベネディクト・カンバーバッチも「彼は驚くほど世間に知られていない。彼の業績と知名度の間に大きな差があることは、誰もが同意すると思う」と語り、この作品で彼の生涯を知ってもらいたいと語っている。
「ここに命を削って研究を進めた人間が存在したんだ。僕の見識は彼には遠く及ばないが、彼の動機は理解できる。皆できるはずだ。なぜなら僕らは人間であり、誰もが言葉や周囲の人々、環境からインスピレーションを得ているから。それは希望にあふれるメッセージだよ。手段は結果と同じくらい大事な事で、彼という人物を理解することは、彼の業績を理解するうえで非常に重要だ。できるだけ多くの人々にこの映画を見てもらって、彼が世界に残した遺産にふさわしい知名度を得ることを、心から願うよ」。
【予告編】https://youtu.be/hnrjKKwTEHY
政府が50年以上隠し続けた天才数学者、アラン・チューリングの、衝撃と感動の真実とは――?
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は3月13日(金) TOHOシネマズ みゆき座他 全国ロードショー
(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
■参照リンク
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』公式サイト