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渡瀬恒彦、井ノ原快彦らが出演し、この4月から記念すべき10年目のシーズンがスタートする『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系列、毎週水曜21:00)。アニバーサリーの「season10」からは、新たにセミレギュラーの登場が決定していたが、今回その一人、神田川警視総監役として里見浩太朗が登場する。9係係長・加納倫太郎役の渡瀬とは、なんと今回が初共演。
長年にわたり数々のドラマや映画で活躍し、今や日本を代表する俳優の2人。撮影所などで顔を合わせることも多く、食事をともにすることもあるほど仲が良いという。そんな二人の“意外な”初共演は、キャリア組の警視総監とたたき上げの捜査一課係長という対照的な役どころで実現。警視総監室で初めて顔を合わせるシーンの撮影もすでに行われた。
そのシーンは、「season10」の第1話の終盤で登場する。警視総監から内閣危機管理監という地位を手に入れようとする神田川警視総監が、警視庁捜査一課9係の加納係長がキレ者であるという噂を耳にし、値踏みをしようと警視総監室に呼びつける、というもの。
撮影では、セリフのやり取りこそ「君が加納君か。一度顔を見たくてね」、「……ご用件はそれだけですか?」といった短いものだったようだが、それぞれの秘めた思惑がぶつかり合う緊張感にあふれたシーンになっているようだ。短いセリフに込められた思いがその表情とともに微妙に交錯、まさにベテラン俳優同士ならではの凄みを感じさせる“出会い”になっているという。
今回の初共演について、渡瀬は「里見さんは、僕が学生のころから東映の時代劇で拝見していましたが、その後に僕が東映に入って今年で45年。映画会社が同じ東映でも共演はなかったですね。里見さんは時代劇がメインで、僕が現代劇だったから、という理由はあると思いますが」と語り、里見ついて渡瀬からは「撮影所では“里見さんを怒らせたら怒らせた方が悪い”という言葉がある。それぐらい本当に怒らないし、温厚。いい人を絵に描いたような顔をしているでしょう? よくあれで芸能界を生きてこられたなと思っています。その里見さんが今回は野心家の警視総監役。そんな役が出来るのか、と里見さんに言ってください」と笑顔で語った。
今回、倫太郎とは対照的な役どころを演じる里見。渡瀬は「倫太郎としては、最終的に神田川警視総監を追いつめたいと思っています。追いつめる、ということは対峙するという芝居がなければ成立しない。…