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女優の能年玲奈(21)が第31回浅草芸能大賞の新人賞に選出され21日、東京・浅草公会堂で行われた授賞式に出席した。女優の新人賞は第24回の上戸彩(29)、第30回の剛力彩芽(22)に続き史上3人目となる。人間国宝である大賞の歌舞伎俳優・中村吉右衛門(70)らと並んでの式にガチガチだったが、小学校時代の夢が芸人で、ダンディ坂野(48)に憧れていたことを告白。公の場では初となる、あでやかな着物姿で壇上を彩った。
この賞は大衆芸能の奨励と振興を目的に一般公募の台東区民が推薦し、芸能関係者たちが選考する。これまで爆笑問題や氷川きよし(37)らが受賞しており、ジャンルを問わず“下町の期待”が込められている。
洋服を自作するなど独自の感性を持つ能年は、初の着物にも自分らしさを詰め込んだ。「和洋折衷」をテーマに、首もとにフリル、帯にリボンを付けた異色のデザイン。目の肥えた演芸ファンから「かわい~!!」「よっ!!」とやんやの喝采を浴び、照れくさそうに笑みを浮かべた。
式では大御所に囲まれ終始、緊張気味。硬い表情で「歴史のある賞を私のような駆け出しが良いのだろうかと恐縮なのですが『もっと頑張れよ』と背中を押された気持ちで、身が引き締まる思いです」とスピーチした。
式後のトークショーでは、小学校時代の憧れが坂野だったと告白。「いろいろなりたいものがあって、その中の一つが芸人さんだった」と明かし、坂野の持ちネタ「ゲッツ&ターン」を1秒以内で再現するほど、のめり込んだという。
また、「キノコが嫌いです」と細かい情報を明かすなど、平均年齢の高い会場をほほ笑ましい雰囲気で包んだ。