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歌手・藤井フミヤの知られざる趣味が“山歩き”。10年以上の経験があり、山好きの間ではすでに有名だったりする。山歩き番組『藤井フミヤの山に登りたい!』(BSジャパン)も過去2回放送され、いずれも好評だったことから第3弾で海外進出が実現。ニュージーランド・ミルフォードトラックを4泊5日の日程で踏破した。「奥さんを連れて、また行きたい」というほど魅了された様子だ。
ミルフォードトレックの自然の一部を写真で紹介
ニュージーランド南島の世界遺産「テ・ワヒポウナム」の一部、フィヨルドランド国立公園内にある全長約55キロのトレッキングルートが、「世界で最も美しい散歩道」と呼ばれるミルフォードトラック。
エメラルドグリーンのクリントン川、悠久の時を刻む氷河に削られた峡谷、固有種の野鳥にも出会えるジブリの世界のような苔むした林道など、フィヨルドランド特有の自然がそこにある。当局により山小屋や道が整備され、訪れる人たちが安心して自然を楽しめる環境が整っているのも魅力だ。
そんな世界中のトレッカー憧れの地を、藤井が訪れたのは3月前半。海外トレッキングは初挑戦という藤井は「屋久島や北アルプスの自然に似ているなぁと感じることもありつつ、1日に入山できる人数を90人に規制していたり、外来種を持ち込まないように徹底していたり、自然を保つためのシステムがよくできていて、日本も見習うべきところがあると思いました」と振り返った。
藤井と撮影隊は、1日50人限定、快適なロッジ滞在、ガイドによる万全なサポートのもとで、ミルフォードトラックを歩くツアーに参加。ロッジには、温水シャワー、水洗トイレ、洗濯・乾燥室などが備わり、食事も充実したメニューで、「至れり尽くせり、心地良い4泊5日でした」(藤井)。ツアー客の前であいさつがわりに一曲歌ったり、ロッジに常備してあったギターで「TRUE LOVE」を披露したり、音楽で交流する場面もあったという。
普段から「東京・新宿駅から中央線に乗って日帰りトレッキングを楽しんでいる」という藤井にとっては体力的にも余裕のコース。そもそも、山歩きを始めたのは、撮影で屋久島を訪れたのがきっかけ。「久留米の実家が山の麓にあって、窓を開けると山が見えて、子どもの頃よく登っていた。体が覚えていた感じ」と引きこまれ、「自然に癒やされるし、自分の体を使うから筋肉つくし、社会的地位や肩書き、年齢に関係なく仲良くなれるし、達成感もある。いいことしかない」と、どんどんハマっていったという。山歩きをしているときは仕事のことはほとんど考えず、「無になれる」と、その魅力を語っている。
絶景の数々のほか、野生動植物との出会い、世界中のトレッカーとの交流など、4泊5日の道中を2時間にまとめた番組『藤井フミヤ 絶景トレック!ニュージーランド 世界で一番美しい散歩道』は、BSジャパンで4月19日(後7:00~8:54)に放送される。