谷原章介が、4月からの『パネルクイズ　アタック25』（ABC・テレビ朝日系列、毎週日曜13:25）の3代目司会者に抜てきされ、「幼い頃から見ていた番組のお仕事をいただき、光栄に思うと同時にこれまでの長い歴史を思うと責任の重さを感じます」と語った。
　
　『アタック25』は、1975年4月6日の放送開始以来、2011年4月10日まで初代司会者・児玉清が36年の長きにわたって司会をつとめ、その後、2011年4月17日からは、浦川泰幸ABCアナウンサーが司会を引き継いで、今日まで歴史を積み重ねてきた。その『アタック25』が放送開始40周年となる2015年4月5日から、谷原が3代目司会者として迎えられた。
　
　俳優はもちろん、さまざまなジャンルで多彩な才能と魅力を発揮し、視聴者・観衆の高い支持を受ける谷原は、「アタック25」の司会を引き受けるにあたり、「幼い頃から見ていた番組のお仕事をいただき、光栄に思うと同時にこれまでの長い歴史を思うと責任の重さを感じます。僕が司会業に本格的に踏み込む際に、アドバイスをいただいた児玉清さんが司会をされていたアタック25、とても縁を感じます。児玉さん、浦川さんが築いてこられたアタックらしさを大事にし、視聴者の皆さんと楽しい番組を作っていきたいと思います」と意気込みを語った。
　
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　ひとつのテーマをじっくりと時間をかけ、徹底的に取材し、深い視点で読み解いていくドキュメンタリーとして定評のある同番組。今回は“知の巨人”と呼ばれる立花の現在に迫る。これまで百冊以上の著作を世に問うてきた立花だが、原爆の問題を本格的に取り上げたことはない。しかし、2008年にガンを公表、糖尿病など多くの病気を抱え、死を意識した今、核廃絶を夢見たあの若き日を振り返り、未来に何かを残したいと考えるようになったという。
　
　さらに戦後70年を迎えた広島と長崎では、被爆者が次々と亡くなる中、被爆体験の記憶をどのように受け継いでいくのかという深刻な問題に直面している。「被爆者なき時代」にどのように核廃絶の道を探るのか。立花は去年夏から、被爆地、広島・長崎を精力的に訪ねながら核廃絶の問題への思索を深めていった。ヨーロッパで学生時代に大きな刺激を受けたカナダ人社会活動家の親友、ディミトリさんと半世紀ぶりの再会。そして今年1月、長崎大学で30人の学生を前に核廃絶についての初めての特別授業を行った。立花は、次世代を担う若者たちにどのようなメッセ―ジを送ったのか。そして、自らの原点に立ち返ったとき、どんな未来を考えたのか。
　
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