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2015年3月18日、中国メディア・騰訊(テンセント)によると、香港映画界のドン、チャールズ・ヒョン(向華強)が女優セシリア・チャン(張柏芝)を「わがまま」と痛烈批判。「2度と使わない」と宣言したことから、ネット上で大きな騒ぎになっている。
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チャールズ・ヒョンは元アクション俳優で、香港映画の制作・配給大手「中国星集団」の会長。ヒョン会長が出資し、今年1月にクランクインした新作映画「3D版封神榜」に出演するセシリアについて、「わがままで、自分を特別扱いしないとすぐに機嫌が悪くなって周囲に当たり散らす」と酷評。「この性格は死んでも治らない」と言い切り、彼女の降板を宣言した。
ヒョン会長の妻で元女優の陳嵐(チェン・ラン)は、「セシリアは『ギャラは要らないからこの映画に出演したい』と言ったけど、私たちは211万香港ドル(約3300万円)を支払った。それなのに彼女は『受け取っていない』と話している。さらに、撮影の順序に文句を言って北京でのセット合わせにも参加せず、こちらがかけた電話にも出ない」と涙で訴える。「彼女を『2度と使わない』と言った夫の決定を尊重したい。私たちは信用する相手を間違えた。セシリアは精神的に問題がある。早く専門の医師に診てもらった方がいい」と語った。
この会長夫婦の発言にネットユーザーは猛反発。「この夫婦、前にチャウ・シンチー(周星馳)をボロクソにけなして『2度と使わない』って宣言したよな。問題があるのはこの夫婦の方じゃないのか?」「子供2人抱えてシングルマザーで頑張っているセシリア、応援してるよ!」「映画の宣伝にセシリアを利用しただけだろ」と、セシリアを援護する声がネット上にわき起こっている。(翻訳・編集/本郷)