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“百獣の王”を自称するアスリートタレントの武井壮さんが3日、東京都内で行われた7日放送の番組「全世界極限サバイバル」(TBS系)の会見に、他の出演者とともに登場。同番組の企画で周囲を海に囲まれた半径100メートルほどの無人島で、100時間にわたるサバイバル生活に挑んだ武井さんは「俺だけ2回目の挑戦で、サバイバルというかバケーションで臨んだ。圧勝してやろうという気持ち」と自信満々だったが、「次のオファーがあったらまたやる?」と聞かれると、「もう卒業したい……」と柄にもなく弱音を吐いていた。
【写真特集】砂漠のサソリを試食! 「全世界極限サバイバル」会見の様子
「全世界極限サバイバル」は、昨年7月に第1弾を放送。人気グループ「V6」の三宅健さんがエチオピアのダナキル砂漠、 ボーカル&ダンスユニット「EXILE」のTETSUYAさんがアラスカ、俳優の永井大さんがパラオの無人島、武井さんがボルネオのジャングルでのサバイバルに挑戦した。第2弾となる今回は、武井さんのほか、人気リアリティーショー番組「テラスハウス」(フジテレビ系、昨年9月放送終了)に出演した“てっちゃん”こと俳優の菅谷哲也さんが、中東オマーンの砂漠地帯、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが危険な生物が潜むベネズエラのジャングル、人気グループ「KAT-TUN(カトゥーン)」の上田竜也さんが極寒の北極圏に位置するカナダのポンドインレットで100時間サバイバルに挑んだ。
過酷なサバイバルについて、初体験の上田さんは「死を覚悟した切羽詰まったロケでした」、菅谷さんは「21年間生きていて一番苦しかった」、ワッキーさんは「危険生物だらけで、いつも狙われていると思わないとやばいんです」と、口々にそのつらさを語った。一方、武井さんは「(無人島で)高級食材のヤシガニを食べて、パラダイスでしたよ。行ったときより太るくらい、これはグルメ番組?」と余裕をかまして、他の出演者をうらやましがらせたが、次回の挑戦については「2回も経験して、今はもう、卒業したい……」と本音をポロリ。「人間は成長するので、今は卒業したいと思っていますけれど、(次のオファーを受けるか)分からない。行くなら、寒いところは嫌だから、宇宙! 予算があればの話ですけどね……」とやんわり3回目の挑戦を拒否していた。番組は7日午後7時~10時48分にTBS系で放送。