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モデルの仕事について語った蛯原友里さん
人気モデルの蛯原友里さん(35)が、ハーブを用いたライフスタイルを提案できる民間資格「ハーバルセラピスト」(日本メディカルハーブ協会)を取得し、2月にハーブティーやハーブを使った料理などを紹介した書籍「きれいになるハーブ~おしゃれに暮らす幸せレシピ~」(小学館)を出版した。キャリア10年を超えたモデルの仕事や、将来について聞いた。
◇仕事はいつも“真剣勝負”
蛯原さんにとってモデルの仕事は「大好きで、一番自分を表現できる場所」という。カメラマンが予想している仕上がりのイメージを「毎回、超えたいと思っています。『(いい意味で)裏切ってやる!』みたいな気持ちでいる」といい、撮影はいつも“真剣勝負”だ。
「モデルとして生きたい。(モデルだと)胸を張って言いたい」と力強く語り、2月に出演したファッションイベント「東京ランウェイ2015 SPRING/SUMMER」では、「ずっとモデルとして人生を歩いていきたい」と“生涯モデル宣言”をしている。50~60代になっても?と聞くと、「絶対やっていたいと思います」と即答した。
◇“自分を超える自分”が欲しい
目標とする人は?という質問には「昔はいたんですけど、最近はいないですね。今は(今の)自分を超えていける自分が欲しい」ときっぱり。“自分が知らない自分”になっていくことが「うれしい」といい、「頑張り過ぎず、肩に力を入れず、リラックスして自然体の自分でいたい。それが表現にも出てくると思うし、自分が前向きでハッピーでいれば(周りの人に)伝染していくかなと思っています」と語る。
蛯原さんは、常に明るく屈託のない笑顔でハキハキと質問に答え、10年来の交流がある編集者は「エネルギーを発している人。『疲れた』という言葉を聞いたことがない」と感心する。蛯原さんは「疲れたなと思うのは寝る前ぐらい。充実した一日を送ったなって感じ(の疲れ)」と明かし、「悩んでいてもしょうがないと思うし、それ(悩み)って誰にでもあること。小さいところでぐじぐじ悩んでもしょうがない」とあっけらかんと笑った。
今回、蛯原さんは私服姿でインタビューに応じた。淡いピンクのノースリーブのトップスとミントグリーンのパンツ、白×ゴールドのパンプスというスタイルで、トップスのメッシュ風の生地を指して「テーマはスポーティー」と説明。「可愛いものに目がないんです」と笑顔を見せていた。
<プロフィル>
えびはら・ゆり。1979年10月3日生まれ。宮崎県出身。女性ファッション誌「CanCam」(小学館)の専属モデルとして活躍し、2009年1月から女性ファッション誌「AneCan」(同)の専属モデル。14年夏に日本メディカルハーブ協会認定資格「ハーバルセラピスト」を取得し、15年2月に「きれいになるハーブ~おしゃれに暮らす幸せレシピ~」(同)を出版した。
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