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AKB48は現在5つのチームで構成されているが、その中で最も注目されているチームは昨年4月に結成されたチーム8。
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その人気はまさに驚異的である。チーム8は、都道府県から各1名ずつ選び、47人(福岡代表が辞退で新メンバー募集中)で構成されている。
ここ数年のAKB48とは違い、メンバー全員が同時に加入。メンバーは同期のみで構成されている。数多くのメンバーが在籍するAKB48では、同期でチームをスタートしたのは2期生まで。3期生は当時のチームAから浦野一美と平嶋夏海と渡邊志穂の3人と共に、出来たばかりのチームBをサポートする形でスタートとなった。以降は研究生の昇格では、どこかのチームに配属される形が通常となり、そのスタイルは現在も継続されいる。2006年にスタートした2期生を最後に同期のチームが無くなってしまったわけだが、約8年が経ちチーム8の誕生で「同期だけのチーム」が結成された。
同期だけのチームは、メンバー全員が同じスタートラインに立つので、メンバー全員にエース・センターとなるチャンスも多くありファンは一生懸命に応援する。メンバーとともに上を目指していける楽しさがある。この一緒に「上を目指す」はAKB48スタート時のコンセプトでもあり、このシステムに懐かしさを感じかつてと似た空気を感じられそうと、一度はAKB48の現場から離れてしまったファンが、チーム8の結成によりたくさん戻って来ている現状がある。
そのチーム8が行っている劇場公演のセットリストは、AKB48がスタート当時にやっていた「PARTYがはじまるよ」。このセットリストは1期生のチームAと2期生のチームKがスタート時に行っていただけで、チームKが2006年7月に千秋楽を迎えてからは、行われていないセットリストである。古参ファンにとっては懐かしいセットリストと言えるだろう。ちなみにAKB48以外の姉妹グループ(SKE48・NMB48・HKT48)では、このセットリストによる公演は行っていた。この懐かしいセットリストで、初々しいメンバーが荒削りながら一生懸命にステージで歌って踊っている姿が見られるので、古参ファンは当時のように熱い気持ちで応援している。その応援スタイルは曲間に合いの手やコールなどを入れたり、はたまたトークに突っ込みを入れたりする昔ながらのアイドル現場で見られるようなものだが、このオールドスタイルがメンバーの良さを引き出す力になっていると思われる。現在のAKB48グループの応援スタイルといえば、両手でサイリウムを振って、MIXを打つことがメインである。そのスタイルを否定するつもりはないが、AKB48が国民的アイドルにまでなったのは、古参ファンのこれまでの「応援」があったから。特に、現場慣れしているファンも多く、末っ子チームとして出来上がったばかりのチーム8を、「AKB48の歴史」を作り上げた古参ファンが支えているからこそ大きな盛り上がりに繋がっているのでは無いかと思う。ある意味では原点回帰である。
現在チーム8を応援している古参ファンに話しを聞いてみると、「まず「PATYがはじまるよ」をやると聞いて気持ちが高まりましたよ。彼女たちにとってこのセットリストが初めてになる訳ですからね。このセットリストって、初々しさが命なので、しっかりできるメンバーがやると何故か萎えちゃうんですよ。できない子が一生懸命やっているからいいんですよね」と語った。
その劇場公演は昨年8月からスタートし、初のコンサートツアーは昨年12月を皮切りにスタートした。成長過程をリアルタイムで観られるチャンスは今しかない!もしちょっとでもチーム8に興味を持っているなら一度でいいから生で観ることを勧めたい。これまでに見られなかった別の世界が見れること間違い無いから。
そんなチーム8は、4月3日に結成1周年を迎える。その1周年を記念したコンサートが東京ドームシティホールで開催されることも決まった。この開催の発表があった鳥取でのコンサートでは、全メンバーが嬉しさのあまり涙を流した。その涙の先には大きな未来があるので、今後のチーム8の未来を追いかけてみるのも悪くないと思う。
(文/ブレーメン大島)