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【モデルプレス】アーティストのmiwaが8日、東京・日本武道館でギター1本のアコースティックライブ「acoguissimo(アコギッシモ)」の東京2days最終公演を行った。
【さらに写真を見る】miwa“想い出の場所”武道館で異例のライブ!アコギ1本で魅せる<ライブ写真>
今月3日にデビュー5周年を迎えたmiwa。デビュー当時から続けていた同ライブの関東圏初となる2daysでは、約2万4千人を動員した。「acoguissimo(アコギッシモ)」はデビュー間もない頃、大都市中心でのコンサートに行けない地方の若いファンの声から生まれた企画で、“全県制覇”を目標に掲げ、地方を中心にこれまで31県で開催してきた。会場は百~数百人の小さなライブハウスがメインで、昨今ではチケットの入手が困難となっていた為、デビュー5周年の節目で日本武道館2daysを開催した。
武道館は、miwaが大学を卒業する2年前に“卒業式”と銘打ってワンマンをおこなった想い出の場所。アンジェラ・アキ、やシンディ・ローパー等尊敬する女性アーティストのライブに観客として駆け付けた思い入れの強い会場でもある。miwaにとって約2年振りとなる武道館公演だが、前回のバンドセットとは違い、今回はギター1本の弾き語り。女性アーティストが弾き語りで日本武道館公演をおこなうのは異例なことだが、360°のセンターステージにして、最大収容人数を集めた。
◆涙のラスト「ギター1本で武道館に立てて本当に嬉しいです」
ライブでは、会場の暗転とともにアリーナの一般通路にあてられたピンスポットの先に、黒いギターケースを背負ったmiwaが登場。アリーナの真ん中に設置された円形ステージに向かってゆっくり歩くと会場の歓声は早くもMAXに。ステージに上がり、自らケースからギターを取り出して笑顔でチューニングを施し、おもむろにデビュー当時から演奏していた「441」のイントロを奏でると、1万2千人のファンの歓声が一段と大きく降り注いだ。
今回は事前にブログ等でリクエストを募集、miwaがその中からセレクトして決めたセットリスト。その中でもシングル曲ではないのにもかかわらず1位となった「めぐろ川」の演奏では、客席の四方からすすり泣く声が聞こえた。
そして、観客から抽選で8名を選びステージ上にあげるというサプライズも実施。これは「下北沢のロフトで初めてライブをした時のお客さんの人数」だといい、そのときのライブでも披露したというシンディー・ローパーのカバー「True Colors」をその8人に向かって熱唱した。…