政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
前日の就任会見では1時間近く冗舌に話した日本代表のハリルホジッチ監督が、約3分で話を終えた。就任後初のJ1視察となったFC東京-横浜M。盛り上がりに欠けるドローの勝負を見て、短い時間で2度も「ゴールなし」に終わったことを嘆いた。
前節で2得点したFC東京の武藤は、この日は不発。後半7分のクロスバーをたたいたヘディングシュートなど、2度の好機を生かせず、「(代表は)ゼロからのアピール合戦。結果が出せなかったことは受け止めたい」と唇をかんだ。
一方、昨年のブラジルW杯メンバーだった横浜Mの斎藤は前線で積極的に走り回ったが、得点につなげられなかった。試合全体を振り返り、ハリルホジッチ監督は「もう少しやる気や力強さを見せてくれれば」と、物足りなさを感じたようだ。
収穫もあった。指揮官は「何人か面白いかなと思えた」といい、「FC東京のGKはよかった」と、2度のピンチを防いだ権田を称賛。26歳は「日本人選手は日本代表を目指すべき。入れたらうれしい」と力強く言った。
試合前には、旧知のモンバエルツ監督(横浜M)と日本のサッカーについて情報交換。今月末の国際親善試合の選手選考に向け、ビデオなどで今節の試合は全てチェックするといい、代表監督としての足場固めを着々と進めている。(小川寛太)