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地元紙が特集、紅白戦でも使われた「アイアン・マイク」の正体は?
田中将大投手の所属するヤンキースが、フロリダ州タンパでのスプリングキャンプで”秘密兵器”をフル活用していることを地元紙ニューヨーク・タイムズが特集した。
記事では「ヤンキースは膝の軟骨や肘の靭帯や肩の関節を傷つけることなく、一日中(一晩中)投げられるピッチャーを雇った」と伝えている。ジョー・ジラルディ監督は今回のキャンプで「アイアン・マイク」というピッチングマシーンを本格導入したというのだ。
ヤンキースのキャンプには招待選手を含めて34人のピッチャーが参加しているが、現地時間2日に行われた紅白戦ではピッチャーがマウンドに上がらず、代わりに「アイアン・マイク」が時速90マイル(約144キロ)の速球を投げ続けたという。この試合では、クリス・ヤング外野手が三振を喫して米メディアで話題となっている。
「アイアンマイク」だけでなく「ハック・アタック」も
球団幹部は、スプリングキャンプの紅白戦でピッチャーがマウンドに立たなかったことについて「(過去に)記憶がない」と話しているという。確かに異様な光景だ。ジョー・ジラルディ監督は紅白戦で「アイアン・マイク」を導入した理由について、ピッチャーとバッターが対戦することよりも、中継プレーでの連携確認などに重きを置いていたということを明かしている。
また、ヤンキースは打撃練習では「ハック・アタック」というピッチングマシーンも活用しているという。左右両投手のカーブ、スライダーに加え、スプリット、ナックルという変化球も投げることができると記事では紹介されている。
メジャー球団には、日本のように専属の打撃投手はおらず、バッティング練習ではコーチなどが投手役を務めることがほとんど。ゲストインストラクターとしてヤンキースキャンプに参加しているOBの松井秀喜氏も、打撃投手を努めて練習をサポートしている。2年連続プレーオフ逸からの巻き返しを目指す名門球団だが、“秘密兵器”をフル活用している効果はシーズンで表れるだろうか。