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リバプールに所属するスロバキア代表のDFマルティン・シュクルテルが、相手選手を踏みつけたプレーにより、出場停止処分を受ける見通しだ。
問題のシーンは、22日に行われたプレミアリーグ第30節のマンチェスター・ユナイテッドとの一戦で起きた。試合終了間際に味方の縦パスに反応したシュクルテルは、飛び出してボールをキャッチしたGKダビド・デ・ヘアと交錯し、走り抜ける際に相手の右足を踏みつけた。尚、マーティン・アトキンソン主審はこのプレーを見ておらず、試合はユナイテッドが2-1で勝利した。
試合後、イングランドサッカー協会(FA)は「シュクルテルの暴力的な行為は、映像で確認した上で故意に犯したものとみなし、処罰の対象となった。シュクルテルは現地水曜(25日)の18時までに処分の受け入れか異議申し立ての返答を」と声明を発表した。
英紙『デイリー・メール』でリバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督は「シュクルテルの事故は見ていた。プレーの流れの中でのことだが、スローモーションで確認すると予想以上のことが起きていた。しかし、彼は足でボールを奪おうとしただけであって、卑劣なことをするタイプの選手ではない」と同選手を擁護した。
イングランドでは1月にも同様の事件が起きている。キャピタル・ワン・カップ準決勝第2戦では、チェルシーのFWジエゴ・コスタがリバプールのMFエムレ・ジャンを踏みつけたプレーにより、3試合の出場停止処分を受けていた。
シュクルテルの処分が確定になれば、3試合の出場停止となり、リーグのアーセナル戦(4月4日)とニューカッスル戦(13日)、さらにFAカップ準々決勝再試合のブラックバーン戦(8日)に出場が不可になる。
また、同試合ではリバプールのMFスティーブン・ジェラードがMFアンデル・エレーラを踏みつけたプレーで一発退場となっており、こちらも3試合の出場停止処分が見込まれている。
チャンピオンズリーグ出場権とFA杯制覇を狙うリバプールは、主力2選手を欠いた状態でシーズンの正念場を迎えることになってしまった。