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ハリル式でミーティング激増の見込み…長谷部「楽しみ」
練習初日は異例のランニングのみで終了。だが、短い時間ながらもMF長谷部誠(フランクフルト)はバヒド・ハリルホジッチ監督から多くのことを感じ取っていた。
「(内容は)当たり前のことでしたが、非常に細かいなというのは感じた。ミーティングも結構多そうな監督ですし、そこから感じられることがありそう。楽しみです」
新指揮官がミーティング好きであることについては、霜田正浩技術委員長も報道陣にこう説明した。
「監督はこれからたくさんのメッセージを伝えたいと言っている。まだ合流していない選手もいるので、練習前は挨拶程度だったけど、このあともミーティングがある」。宿舎に戻ってから、夕食前後のタイミングでしっかり時間を取ってミーティングを行う予定があることを明かした。
「チーム全体、グループ、個人。ミーティングは増えそう。監督には(選手に)伝えたいことが山ほどあるので」と話した霜田委員長。その言葉を裏付けるように、長谷部も「監督は、個人的に何か話したいことがあるときは常にウェルカムだと言っていた。これからそういう場面があると思う」と、個別ミーティングの機会が増えるであろうことを予想した。
「監督が替われば非常に競争心をあおられる。今回は多くの選手が呼ばれているし、バックアップメンバーもいる。日本代表を大きな枠としてとらえて発進している。選手側からすればチャンスがいろんな選手に広がったと感じる」
ハリルジャパンはピッチ内外でコミュニケーションを深めながら前進していく。
(取材・文 矢内由美子)