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左足、頭、右足でゴール!! U-22代表FW鈴木が4得点の大暴れ
[3.11 国際親善試合 U-22日本9-0U-22ミャンマー フクアリ]
左足、頭、そして右足。エースとしての存在感を示したU-22代表FW鈴木武蔵(新潟)は、すべての箇所を使って4得点というゴールラッシュを演じた。
まずは試合開始早々の8分に先制点を叩き込む。MF原川力(京都)のシュートのこぼれ球に素早く反応すると、左足でゴールに流し込む。この得点で勢いに乗ったストライカーは、同29分にDF山中亮輔(柏)のクロスを頭で合わせて2点目、さらに同41分にはFW荒野拓馬(札幌)をパスを受けると右足で鮮やかにネットを揺らし、前半だけでハットトリックを完成させた。さらに後半6分にはDF松原健(新潟)のクロスを左足で合わせて、4得点の大暴れでチームを大勝に導いた。
「いろいろな形で点を取れたのは良かったですね」と頬を緩めた鈴木は、「クロスからの得点が一番印象に残っています。ヘディングは練習してきたので、結果を出せたのは本当に良かった」と山中のクロスをヘッドで合わせた自身2点目をベストゴールとして挙げた。
しかし4得点の結果を残しながらも、反省も口にしている。「個人としても全体的にミスがあったので、そこを修正していかなければいけません。相手のレベルが上がってきたら厳しい部分があるので、もっとレベルアップして、いろいろなバリエーションから得点を取れるように練習していきたい」とさらなる成長を期した。
3月27日から始まるU-23選手権予選(リオ五輪一次予選)に向けて、「自分たちのやってきたことをしっかり予選で出して、必ず3勝して帰ってきたい」と力強く語ると、「得点は取れるだけ取りたいですね」と大事な予選での再爆発を誓った。
(取材・文 折戸岳彦)