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【ミラン 1-1 サンプドリア セリエA 第30節】
イタリア・セリエA第30節が現地時間の12日に行なわれ、日本代表MF本田圭佑が所属するミランはホームでサンプドリアと対戦した。
昨季に引き続き低迷するミランは、ファンがフロントに抗議中。クルヴァ・スッド(ゴール裏2階席)は無人の座席に「おれたちにはミラン以上に重要なものなどない」と書かれた横断幕が掲げられた。
ミランは本田が足首の負傷で戦線離脱中。前節に引き続き右ウイングにはイタリア代表FWアレッシオ・チェルチが入った。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ミラン(4-3-3)
GK:ディエゴ・ロペス
DF:イグナツィオ・アバーテ、ガブリエル・パロッタ、フィリップ・メクセス、ルカ・アントネッリ
MF:マルコ・ファン・ヒンケル、ナイジェル・デヨング、ジャコモ・ボナベントゥーラ
FW:アレッシオ・チェルチ、マッティア・デストロ、ジェレミー・メネズ
サンプドリア(4-2-3-1)
GK:エミリアーノ・ヴィヴィアーノ
DF:ロレンツォ・デ・シルベストリ、マティアス・シルベストレ、アレッシオ・ロマニョーリ、ジャメル・メスバフ
MF:アンジェロ・パロンボ、ペドロ・オビアング
エデル、ロベルト・ソリアーノ、サミュエル・エトー
FW:ステーファノ・オカカ
ミランの指揮官フィリッポ・インザーギ監督は、今季初めてとなる2試合連続で同じ11人をスターティングメンバーを選択した。今季負傷に悩む同クラブを象徴する記録となった。
両チームのフォーメーションが噛み合う形となったためか、序盤戦はお互いにプレスがかかる膠着した展開に。それでも、ミランはチェルチやメネズのドリブルを中心にサンプドリアの守備陣を崩しにかかる。
30分、ミランにチャンスが訪れる。右サイドを突破したアバーテがクロスを上げると、デストロが強烈なヘディングで合わせた。しかし、これはヴィヴィアーノが防いだ。
35分すぎにスタジアムにアクシデント。サンシーロの照明が一部消えてしまうも、数分の中断で復旧する。
このまま前半は0-0で終了。スコアレスでハーフタイムを迎える。
後半からサンプドリアが布陣を変更する。前半攻めこまれていた左サイドをエトーからエデルに変更。エトーはトップ下に移動し、ソリアーノが右サイドに入る。
これでミランの攻撃を押さえ込んだサンプドリアが試合のペースをにぎる。53分にはFKからエデルが強烈なシュートを放つも、これはロペスが素晴らしいセービングをみせた。…