日本サッカー協会は１３日、アルガルベ杯（３月４～１１日、ポルトガル）に臨む日本女子代表（なでしこジャパン）２２人を発表した。

　　宮間や大儀見ら常連組でほぼ固められた中で、ＭＦ澤穂希（３６）（ＩＮＡＣ神戸）はメンバーから外れた。代表初選出の選手はいなかった。

　　佐々木監督は、連覇がかかる６月開幕の女子ワールドカップ（Ｗ杯）カナダ大会に向けた強化の場と捉え、「最終決定ではないが、（Ｗ杯メンバーに）近い選手を登録した」と説明。澤を選出しなかった理由は明らかにしなかったが、「（選考は）現時点でのコンディションなどを考慮した」と語った。

　　監督によると、ＦＷ岩渕真奈（２１）（バイエルン・ミュンヘン）も選出する予定だったが、発表直前になって、負傷したとの連絡がクラブからあったという。大会には２３人で臨む方針で、今月２３～２６日の国内合宿に参加するバックアップメンバー４人の中から１人を選ぶという。