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自身初のJ2でフル出場、C大阪FW玉田「完成度はまだまだ」
[3.8 J2第1節東京V1-1C大阪 味スタ]
名古屋グランパスからセレッソ大阪へ加入したFW玉田圭司は、開幕戦となった東京V戦で3トップの中央に入ると先発フル出場した。昨季は出場機会も全17試合と多くなかったため、昨年5月10日のG大阪戦以来となるフル出場だった。
柏レイソルで7シーズンを過ごし、名古屋では9シーズン。そしてC大阪での1年目を迎えた。自身のキャリア初となるJ2の一戦を終えた玉田は「ああいう一発で決められたり、そこから点を取るのに苦しんだりとか。これからの(J2の)試合では、こういう展開になっていくのかと今日で分かった。J2を舐めていたわけではないけれど、今日やってみて改めて感じた」と振り返った。
この日の試合では、FWパブロ、FWフォルランとともに3トップを務めた玉田。パブロが後ろ気味へポジションを取るなど、3人で臨機応変にプレーした。しかし、流れのなかからゴールを奪うことはできず。
後半7分には左サイドからフォルランが持ち込むと、玉田へパス。PA右へ詰めていたパブロからラストパスを受けたMF関口訓充がシュートを打つも枠を外れた。同14分にはPA内正面へ持ち込んだ玉田から受けたパブロがループパス。PA左のフォルランがダイレクトでシュートを打つが決め切れなかった。可能性は見せたものの、結果につながらないまま試合を終えた。
玉田は「もっともっと連携を良くして、チームとしても良くしていかないと」と言うと、「チームとしての完成度はまだまだ。監督も代わったし、俺も1年目。でももっと良くなるし、良くしていかないといけない」と先を見据えた。
現在のチーム状況について「このままでいったらマズイ」とキッパリ話した元日本代表FWは「相手に合わせるのは大事だけど、もっと自分たちのストロングポイントを出していければ。個人個人の能力は高いんだから、それを組織としてやっていければ。チームとして機能していけるように、自分を含めて特長を出していきたい」と話し、組織として戦うことの大切さを訴えた。
(取材・文 片岡涼)