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左膝の重傷で大相撲春場所6日目から休場している西前頭5枚目の遠藤(24)=本名遠藤聖大、石川県出身、追手風部屋=が、損傷している半月板の手術を場所後に受ける方向となった。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)が17日に明らかにした。前十字靱帯の断裂も判明したという。
角界屈指の人気を誇る遠藤は堺市内の病院に入院中で、場所後に帰京して内視鏡検査を受ける予定。靱帯の手術はしない方針だが、検査結果によって再検討する。状況次第では長期休場の可能性も出てくるが、追手風親方は「本人は『やったものは仕方ない』と言っている。今は全く動かせない状態。退院のめども立っていない」と述べた。
遠藤は4勝目を挙げた5日目の松鳳山戦で負傷。「左膝前十字靱帯損傷、左膝外側半月板損傷で2カ月間の休業を要する」と診断されていた。〔共同〕