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3月6日から8日にかけて世界各地で開催されているデビスカップ(デ杯)ワールドグループ1回戦「日本対カナダ」(カナダ・バンクーバー/ダグ・ミッチェル・サンダーバード・スポーツセンター)の最終日。1勝2敗とカナダに王手をかけられた第4試合のシングルスは両国のエース対決。日本の錦織圭(日清食品)がカナダのミロシュ・ラオニッチ(単6位)と対戦し、第1セットは6-3でラオニッチが先取した。
錦織とラオニッチはこれまでに6度目を顔合わせており、錦織の4勝2敗。前回の対戦は1月のブリスベン(ATP250/ハードコート)の準決勝で、そのときは6-7(4) 7-6(4) 7-6(4)でラオニッチの勝利。5セットマッチのグランドスラムでは2度対戦しており、昨年7月のウィンブルドン(芝コート)4回戦では4-6 6-1 7-6(4) 6-3でラオニッチが、9月の全米オープン(ハードコート)4回戦では錦織が4-6 7-6(4) 6-7(6) 7-5 6-4で勝っている。
初日のシングルスでは、第1試合で伊藤竜馬(北日本物産)がラオニッチに2-6 1-6 2-6で敗れ、第2試合で錦織圭がバセック・ポスピショル(単62位)を6-4 7-6(5) 6-3で下して1勝1敗。2日目のダブルスでは添田豪(GODAIテニスカレッジ)/内山靖崇(北日本物産)がダニエル・ネスター(複5位)/バセック・ポスピショル(複15位)に5-7 6-2 3-6 6-3 3-6で敗れ、カナダが2勝1敗として2年ぶりの準々決勝進出に王手をかけている。
日本とカナダは昨年の1回戦(有明コロシアム/ハードコート)でも対戦。日本が4-1でカナダを倒して、日本が史上初の世界8強入りを決めている。
デ杯は3日間にわたって行われる1チーム4人の団体戦(男子国別対抗戦)。初日に「シングルス1、シングルス2」の2試合、2日目にダブルス1試合、最終日に「シングルス1同士」「シングルス2同士」の対戦(リバースシングルス)が行われる。全5試合のうち、先に3勝したチームが勝者となる。
ワールドグループ1回戦 日本 1-2 カナダ
3月6日(金)
第1試合 ●伊藤竜馬(北日本物産/単85位)2-6 1-6 2-6 ○ミロシュ・ラオニッチ(単6位)
第2試合 ○錦織圭(日清食品/単4位)6-4 7-6(5) 6-3 ●バセック・ポスピショル(単62位)
3月7日(土)
第3試合 ●添田豪(GODAIテニスカレッジ/複369位)/内山靖崇(北日本物産/複222位)5-7 6-2 3-6 6-3 3-6 ○ダニエル・ネスター(複5位)/バセック・ポスピショル(複15位)
3月8日(日)
第4試合 錦織圭(日清食品/単4位)vs ミロシュ・ラオニッチ(単6位)
第5試合 伊藤竜馬(北日本物産/単85位)vs バセック・ポスピショル(単62位)
※文中の世界ランキングは3月2日付
(テニスマガジン/Tennis Magazine)