政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
「国技」復権の陰に女性あり。
全15日間の「満員御礼」で千秋楽を終えた大相撲春場所。初場所に続く2場所連続は、「若・貴」ブームに沸いた1997年以来となる。客席は黄色い声援が響き、八百長問題などで地に落ちた相撲人気を「スージョ」と呼ばれる女性ファンが下支えする。相撲雑誌の創刊や人気力士による「お姫様抱っこ」。体重200キロ近い巨漢力士に熱視線が送られる。
◆黄色い歓声
「照ノ富士ーっ」「白鵬ーっ」。22日、大阪府立体育会館(ボディメーカーコロシアム)の観客席では、ひいき力士名を書いたメッセージボードを掲げ、ひときわ大きな声を上げる女性ファンの姿が目立った。
「20代の女性ファンが多くてびっくり。相撲人気の高まりを感じます」。1泊2日で春場所観戦に出かけた東京都新宿区の会社員山崎佳子さん(36)は話す。
山崎さんが相撲にはまったのは、一昨年、学生時代の友人から「行ってみない?」と誘われ、東京・両国国技館で秋場所を観戦したのがきっかけ。「横綱日馬富士が負けた際の潔い姿がかっこよかった」
女子会では、「笑顔がかわいい」「肌がきれい」「鬢(びん)付け油の香りのシャンプーがほしい」などと、力士話に花が咲くという。