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◇大相撲春場所7日目(14日)
近い将来、大関になりそうなモンゴル出身、23歳の照ノ富士と21歳の逸ノ城。「照逸時代」の到来を予感させる今場所だが、豪栄道が巧みな技でまずは逸ノ城の力を封じてみせた。
立ち合いで左上手を取り、相手には許さない。過去2敗は胸を合わせての力負け。この日も胸は合ったが、47キロの体重差を埋めるべく、「動いて休まないように」して上手を取らせるすきを与えなかった。上手を引き付けて投げを打ち、残されると今度は上手ひねり。終始攻め続けた上、最後も上手を取らせないように右肘を高く上げながら寄った。
逸ノ城は、ここまで1横綱2大関を破っている。豪栄道にしてみればこの一番で負けてしまうと、昨年名古屋場所で関脇だった自らがやってのけた横綱・大関計4人撃破を許してしまう。その名古屋場所での活躍もあって大関に昇進した28歳にとっては「負けられない」という意地もあった。
もう一人の大物、新関脇で勝ちっ放しの照ノ富士との取組をまだ残している。「照ノ富士は勢いに乗っている」と豪栄道。2人の台頭を肌で感じているものの、地元出身の大関としては春場所の土俵で自由に暴れさせるわけにはいかない。【安田光高】