○八戸学院光星（青森）９−２九州学院（熊本）　●（２１日）
　
　　八戸学院光星の６番小林が、３度の失敗を殊勲打に結びつけた。１点リードの八回１死一、三塁。左打者の小林が左へ流すライナー性の２点三塁打を放った。それまでの３打席は九州学院の右腕・伊勢の外に逃げるシュートを意識して、体が開き加減のところで内角に食い込んでくるスライダーを引っかけて凡退。「だから八回は体が開くのを我慢して、逆方向を狙った」とスライダーを引きつけてはじき返した。昨秋は控えだったが、打力を買われてこの春に定位置を得た小林。「冬に１日４時間振り込んだ成果です」