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開幕4連勝へ向けてマウンドに登る日本ハム・大谷翔平 ©BASEBALLKING
まもなく20試合目を迎えるプロ野球。パ・リーグは5チームが勝率5割を上回り、開幕前には優勝候補にも挙げられていたオリックスが借金をすべて背負うという波乱の幕開けとなった。
やや抜けていた日本ハムがここに来て連敗し、徐々に差が詰まってきたところ。これ以上の連敗は避けるべく、日本ハムはエースがマウンドに登る。
◆ 楽天 - 日本ハム(6回戦)
<コボスタ宮城・13時>
・対戦成績
楽 3 - 2 日
・最近の成績
楽:○●●○○ ☆2連勝中!
日:○●○●● ※2連敗中…
2連勝で3位に浮上した楽天と、2連敗で今シーズン初のカード負け越しが決定した首位・日本ハムによる第3戦。日本ハムは開幕3連勝中の大谷翔平が今季初の中6日でマウンドに登る。
前回登板では160キロを計測するなど、7回を無失点。徐々にエンジンがかかってきた感がある20歳の怪物。昨シーズンは対楽天6試合で2勝1敗、防御率2.63という数字であったが、2勝はいずれもコボスタ宮城で挙げたものであり、地元・東北では4試合で2勝負けなし。
ルーキーイヤーの13年も1試合の登板ながら勝ち負けはつかずと、プロ入り以来地元・東北では黒星がついていないのだ。“地元じゃ負け知らず”―。ハタチの怪物が開幕4連勝とチームの連敗ストップへ立ち上がる。
◆ ロッテ - ソフトバンク(6回戦)
<QVCマリン・13時>
・対戦成績
ロ 3 - 2 ソ
・最近の成績
ロ:○○●●○
ソ:○○●○●
同率4位で並ぶ両チーム。1勝1敗で迎え、勝ち越しがかかる第3戦、ロッテは黒沢翔太がプロ初先発のマウンドに登る。
黒沢は秩父高から城西国際大を経て10年の育成ドラフト1位でロッテに入団した右腕。好投を見せながらなかなかチャンスが掴めなかったものの、2013年7月にようやく支配下登録を果たすと、昨年はファーム日本一に輝いたロッテ浦和軍のローテーションの柱として23試合に登板し、8勝をマーク。フレッシュオールスターにも選出され、ファーム日本一をかけた日本選手権で先発登板も果たしている。
今年で入団から5年、28歳を迎える右腕がようやく掴んだ一軍でのまっさらなマウンド。強力ソフトバンク打線を相手に立ち向かい、カード勝ち越しと単独4位浮上をもたらすことができるか。
◆ オリックス - 西武(5回戦)
<ほっと神戸・13時>
・対戦成績
オ 1 - 3 西
・最近の成績
オ:●●●○○ ☆2連勝中!
西:●●○○●
「がんばろうKOBE」をもう一度―。阪神大震災から今年で20年。悲願のパ・リーグ制覇を果たし、復興のシンボルとなった95年のオリックス・ブルーウェーブのユニフォームを身にまとってこのシリーズを戦っているオリックス。
昨日はブランドン・ディクソンの快投で今シーズン初の連勝。狙うは3連勝で初のカード勝ち越しだ。
オリックスの先発は新加入のブライアン・バリントン。ここまで3試合で0勝1敗も、防御率は1.96と安定した投球を披露している。援護のなさに泣いてきたものの、ここに来て主将の糸井嘉男に当たりが戻りつつあるなど打線の状態は上向き。“4度目の正直”で移籍後初勝利なるか。
【4月19日の試合予定】
楽天(戸村)- 日本ハム(大谷)
<コボスタ宮城 13時00分>
ロッテ(黒沢)- ソフトバンク(スタンリッジ)
<QVCマリン 13時00分>
オリックス(バリントン)- 西武(郭俊麟)
<ほっともっと神戸 13時00分>
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