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R・テイラー(左)と交代するグティエレス(左から2人目) [写真]=Getty Images
ニューカッスルに所属する元アルゼンチン代表MFホナス・グティエレスが、がん克服を経て試合に復帰したと、イギリス紙『デイリーメール』が4日に伝えた。
現在31歳のグティエレスは2013年5月、相手選手との接触で負った睾丸の痛みや腫れが収まらないことから精密検査を受け、そこで腫瘍が見つかった。同年10月に左の睾丸を摘出する手術を受けた後、一度はピッチに復帰してレンタル移籍先のノリッチでプレー。その後は母国アルゼンチンの病院で化学療法を続け、2014年11月に退院すると、12月にはチーム合流し、U-21の試合に出場するなど復帰に向けて準備をしていた。
ニューカッスルは、4日に行われたプレミアリーグ第28節でマンチェスター・Uと対戦。ホームで行われた同試合で、グティエレスは65分に、イングランド人DFライアン・テイラーとの交代で途中出場を果たした。ニューカッスルでは、2013年10月にプレーして以来で、約17カ月ぶりの復帰となった。
ホームのサポーターたちからスタンディングオベーションで迎えられたグティエレス。同郷の親友である元アルゼンチン代表DFファブリシオ・コロッチーニも同選手にキャプテンマークを渡し、復帰を飾っていた。
試合後、ニューカッスルを率いるジョン・カーバー監督は、「おそらく彼を先発で使っておくべきだったね。観客たちに活気が出ていたよ」とコメントすると、「彼は休むことなく取り組んでいたし、ファンたちもそれに応えたんだ。今日は、スタジアムの天井が飛ばされるぐらいだったよ」と、グティエレス復帰の反響が大きかったと語った。
なお、グティエレスは、直後の67分にマンチェスター・Uのベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイにファールを犯し、イエローカードを受けている。そして、チームもマンチェスター・Uのイングランド人アシュリー・ヤングに決勝点を奪われ、0-1で敗戦。グティエレスの復帰を勝利で飾ることは出来なかった。
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