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マツダの新型コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」の発売に合わせ、このほど都内で「マツダ CX-3 デビューナイト」が開催された。抽選で選ばれた200名を招待し、アンベールイベントや商品プレゼンテーションなどが行われた。
デビューイベントの会場に展示されたマツダ「CX-3」
同イベントは新型「CX-3」デビューに際し、「マツダを応援してくださるファンの皆様と一緒に、デビューをお祝いしたい!」との思いから企画された。イベントに参加した200名の中には九州からの参加者もいたという。「CX-3」のアンベールの後、開発主査の富山道雄氏(マツダ商品本部)が商品概要の説明を行った。
富山氏によれば、「CX-3」に関して、「既存の車形に当てはめて開発したつもりはまったくありません。ゼロベースでクルマを考え、これからの時代に最適なライフスタイルを提供する新しいクルマに挑戦しました」とのこと。外観・内装デザインのほか、着座位置や車高にもこだわり、見晴らしの良さや走行時の安定感、乗降性、機械式立体駐車場へのアクセシビリティなど、さまざまな条件をもとに最適な着座位置を求めたという。
室内空間についても、「乗員同士が楽しく会話できるレイアウトにこだわりました。後席を中央に寄せ、着座位置も高くしています。これで後席からの見晴らしも良くなり、乗員がコミュニケーションを図りやすいシート配置になっています」と富山氏。「都市部でのさまざまな使用シーンに対応し、家族や仲間と刺激的な移動体験ができます。CX-3は新たなライフスタイルを創造する可能性を持つクルマだと考えます」と述べた。
「CX-3」の「SKYACTIV-D 1.5」に搭載される新開発の「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を取り出し、「この小さい部品で、エンジンを革新していきます。ノック音のエネルギーを吸収・減衰させることで、ディーゼルエンジンの静粛性を高めます」と富山氏が説明する場面も。変速機については、「もちろんマニュアル車も用意します。すべての仕様に四駆システムも設定されます」とのことだった。
「CX-3」開発主査の富山道雄氏が商品概要を説明。その後、実車見学の時間も設けられた
「CX-3」初期のデザイン案が展示されたほか、クレイモデリングの実演も実施
商品プレゼンテーションの後、実車見学の時間も設けられた。乗車も可能とのことで、多くの参加者が実際に運転席や後部座席に座り、ドライビングポジションや乗降りしやすさを確認している様子だった。「CX-3」のカラーデザインやインテリア空間の特徴を紹介し、初期のデザイン案と1/1クレイを展示するスペースも会場内に設置。クレイモデリングの実演も行われ、参加者たちも興味深くその様子を眺めていた。
マツダ「CX-3」は、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」専用車として発売される。「XD」「XD Touring」「XD Touring L Package」が用意され、全グレードでマニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」とオートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」、新世代4WDシステム「i-ACTIV AWD」を設定。価格は237万6,000~302万4,000円となっている。
「CX-3」(2月27日の記者発表会にて撮影)