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同点ゴールの起点になっったスナイデル(右)[写真]= VI Images via Getty Images
ユーロ2016予選が28日に行われ、グループAではオランダ代表とトルコ代表が対戦した。
オランダはここまでの予選を2勝2敗で終え、グループ3位に位置している。予選突破に向けて勝利が必要とされるが、FWアルイェン・ロッベンとFWロビン・ファン・ペルシーの両エースを負傷で欠いた中、このトルコ戦を迎えた。
試合は立ち上がりからオランダがボールを支配し、トルコ陣内に攻め込む展開となる。23分、ウェズレイ・スナイデルからのパスを受けたメンフィス・デパイが、ペナルティエリア外からシュートを狙うも、GKに防がれてしまう。
徐々にゴールへと迫りつつあったオランダだが、トルコに先制を許してしまう。37分、右サイドからのギョクハン・トレのクロスをヴォルカン・シェンが折り返す。ボールを受けたブラク・ユルマズがDFを巧みに交わし、右足を振り抜きゴールを奪った。
前半を0-1とリードされて終えたオランダは、後半立ち上がりから反撃に出る。59分、イブラヒム・アフェライが左足で強烈なシュートを放つも、トルコGKヴォルカン・ババジャンのビックセーブに阻まれた。63分にはナイジェル・デ・ヨングに代えて、ブンデスリーガで13得点を挙げているバス・ドストを投入し、まずは同点を目指す。
続く70分、ゴール前でFKを獲得。これをスナイデルが直接狙ったが、ボールはわずかに枠から外れてしまい、チャンスを生かしきれない。
ホームで負けられないオランダは、試合終盤にパワープレーで得点を狙う。後半アディショナルタイム2分、ペナルティエリア外からスナイデルが放ったシュートがクラース・ヤン・フンテラールに当たり、シュートコースが変わる。これがGKの逆を突く形となり、オランダに待望の得点が生まれた。
このまま試合は1-1で終了し、オランダが苦しみながら勝ち点1を得た。一方、1点のリードを守りきれなかったトルコにとっては痛い引き分けとなってしまった。
31日、オランダはスペイン代表と、トルコはルクセンブルク代表との国際親善試合に臨む。
【スコア】
オランダ 1-1 トルコ
【得点者】
1-0 37分 ブラク・ユルマズ(トルコ)
1-1 90+2分 クラース・ヤン・フンテラール(オランダ)
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