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首位に2打差の3位で迎える最終日、川満陽香理が地元沖縄でツアー初優勝のチャンス! ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(2015)(2日目) 写真・写真・佐々木啓
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(3月6日~8日、沖縄県・琉球ゴルフGC、6529ヤード、パー72)
大会2日目。1アンダーの14位タイからスタートした沖縄県宮古島出身の川満陽香理が、この日6バーディ、1ボギーの67でスコアを5つ伸ばし、通算6アンダーの単独3位に急浮上した。
沖縄県の宮古島出身の27歳が、地元の声援を力に変えて、優勝戦線へ名乗りを挙げた。
「今日はすごくよかったです。昨日の上がり3ホールで風が強くて、力んで負けてしまったので、今はそこに気をつけてスイングしたら方向性がよくなりました。特にドライバーとミドルアイアンがよかったです」
出だしの1番(パー4)からバーディ発進。8番(パー3)はピン30センチ、13番(パー3)ではピン10センチにつけて難なくバーディを奪った。精度の高いショットがスコアにつながった。
昨年はQT上位で、レギュラーツアーに26試合に出場。賞金ランキング87位でシード権獲得はできなかったが、今季はQTランキング16位でツアーフル参戦の権利を獲得した。
ようやく日の当たる場所へ姿を現した川満には、地元の開幕戦には特別な思い入れがある。
「中学生のころからダイキンオーキッドレディスの予選会に毎年出場していましたが、本戦出場権を得たのは立命館大学2年の11年の日本女子学生ゴルフ選手権で勝ったことで、推薦をいただいてからです。だから、QTランキングから自力での出場は初めてのことなんです」
だからこそ、今年の試合に賭ける気持ちもいつもとは違う。
「いつもはこの試合だけに賭けるという立ち位置でしたが、今年はこれからスタートするんだという大事な試合というとらえ方で挑んでいます」
トップの穴井詩とは2打差で、優勝の可能性も十分。今年の目標である「初優勝してのシード獲得」のチャンスがいきなり巡ってきたわけだ。
穴井とは同じゴルフ5所属プロとして、オフのトレーニングも積んできた仲だが、コースに立てばライバル。
「今日は穴井さんとスコアで並んだりして、スコアボードを見ていましたが、やっぱりライバル意識があるし、負けないぞという気持ちはあります」
川満のレギュラーツアーでのベストゲームは2014年のほけんの窓口レディースでの15位タイ。それ以上の成績、はたまた逆転優勝という形で有終の美を飾れれば、忘れられない大会になるに違いない。
文・キム ミョンウ
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