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明日うまく伸ばして、最終日伸ばせたらまだ分からないという松山英樹 WGC-キャデラック選手権(2015)(2日目) 写真・村上航
WGC-キャデラック選手権(3月5日~8日、米国フロリダ州・トランプナショナルドラル、7528ヤード、パー72)
初日、4オーバー59位タイと出遅れた松山英樹は、3バーディ、3ボギーの72で回り、通算4オーバーのままだが、首位と13打差の41位タイと順位を上げた。
アウトからスタートした松山は、2番(パー4)、7番(パー4)でバーディを奪う。続く8番(パー5)は2打目をグリーン奥に運んだがパー。9番(パー3)は、奥からのアプローチを2メートルに寄せるが外してボギー。
バックナインに入って、10番(パー5)は102ヤードからの3打目を12メートルオーバーしてバーディを逃すと、12番(パー5)は、10メートルから3パットしてボギー。13番(パー3)はガードバンカーから2.5メートルに寄せたパーパットを外す。バーディが欲しいパー5で取れず流れに乗れなかった。
しかし、16番(パー4)では、ドライバーを握って池超えに成功し、グリーンそばまで運んでバーディ奪取。この日イーブンパーに戻した。
「伸ばせたかなという感じでしたけど、仕方がないです。流れに乗れないゴルフでした。そんなに悪くなかったのですが10番の3打目と12、13番のパットがなければ、もう少しいいゴルフができたと思います」
やはり、わずかなミスがスコアに影響したものの、それでも耐えた。前日の強い風から穏やかな風に変わったが、通称・ブルーモンスターと呼ばれる難コースは選手に牙をむく。
第1ラウンドは風速6~12メートルの強い風が吹いて全員の平均ストロークは73.400。第2ラウンドは2~5メートルと風が穏やかになったが、平均スロトークは73.466とわずかながら上回ったため、イーブンパーでも順位を上げた。
「今日はショットがうまく打てていたので、チャンスもあったし、よかったと思います。グリーンが少し硬い分、オーバーしているので、うまく距離感をコントロールできれば、アンダーで回ってこられると思います。上が落ちてくるかも知れないので、明日うまく伸ばして、最終日伸ばせたらまだ分からないので、頑張りたいと思います」
ラウンドを通して手に残る感触は悪くない。米ツアー屈指の難コースは何が起こるかわからない。残り2日間でWGC初制覇に臨みをつなぎたい。
文・小高拓
本記事は「ParOn」から提供を受けております。
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