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20代が恋愛・交友関係で「自分はゆとりだ」と感じた瞬間

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20代が恋愛・交友関係で「自分はゆとりだ」と感じた瞬間

20代が恋愛・交友関係で「自分はゆとりだ」と感じた瞬間

 

「ゆとり」の一言ですべてを否定される20代。そんな業を背負った彼らだが、本人たちの意見を目にする機会は意外に少ない。そこで今回はSPA!20代編集者Hが若者に直撃!! 20代ライター陣とともに彼らの自己像に迫った!!

◆面倒くさいが先立ってしまい恋愛や交友関係がおろそかに

「彼女と月1でしかセックスしないことを上司に言ったら『草食系』と言われた。自分では普通だと思っていただけにかなりショックでした」(26歳・男性・金融)というように、上の世代から「草食系」などと言われた経験がある20代は少なくない。そして、彼ら自身もそう言われることで自らを「ゆとり世代」と自覚する傾向にある。

「先輩から風俗に誘われたけど断ったら『それでも男か』と言われてしまいました。確かに、風俗遊びや女遊びを“男らしさ”と考えているならそう言われるのもわかる気がします。だってボクは風俗よりスノボとかアウトドアのほうが男らしいと思うんですよ」(24歳・男性・医療助手)

 別に性に興味がないわけでも草食なわけでもなく、あくまでも価値基準が違うということなのだ。

 こうした価値観の相違によって「草食」扱いされるのは、女性側も同様だ。

「先輩には『若いのに勿体ない』とか『悩みでもあるの?』と言われることが多いんです。でも私はどうしても恋愛が面倒に思えちゃうんで、敢えて“作らない”という選択肢を選んでいるだけなんです。こういう考え方が理解されないんですよね」(25歳・女性・不動産)

 もちろんこうした「コミュニケーションが苦手そうに思われる」のは性愛関係の話だけではない。

「フェイスブックはプライベートな場所なので、仕事関係の申請は全部拒否。先輩から『友だち申請したけど見た?』と言われるたびに、見てないフリをするのが罪悪感」(25歳・男性・物流関係)

「仕事だけじゃなく、違う世代ともあまり遊ばないから『付き合い悪い』と言われても仕方ないでしょうね……」(25歳・男性・事務)

 果たして、なぜこう考えてしまうのか? 前出の25歳男性はこう続ける。

「別に悪気があるわけじゃなく、行動範囲を広げるより身近な交友関係を充実させたいんです」

「仲間」を重視しすぎるのが、あだとなっているのかもしれない。

<恋愛・交友関係でゆとり世代だと感じた理由>

1位 人と積極的にコミュニケーションをとらない…64.7%

2位 草食系であると感じた/言われた…58.8%

3位 飲み会や合コンが苦手である…47.1%

4位 男・女らしくないと感じた/言われた…11.8%

― [嫌われる20代]を自己分析する【4】 ―

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