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【マニラ共同】太平洋戦争でフィリピン中部シブヤン海に沈んだ旧日本軍の戦艦武蔵とみられる船体を発見した米資産家ポール・アレン氏は7日、日本語の説明書きが示された物体の写真を新たに公開した。艦尾にあった艦載機射出機(カタパルト)の発射指揮所とみられる。
日本の軍艦に詳しい呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム、広島県呉市)の戸高一成館長によると「手入後 必ズ射出状態ニ復元スベシ」など、カタパルトに関する注意書きが箇条書きされているのが読み取れる。加えて、周囲には艦内で連絡を取り合うための「伝声管」の残骸が何本も見えることから、指揮所と判断できるという。