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ソニーから離れ、満を持して投入した新型「VAIO Z」だが、その出来具合はどうなのだろうか。歴代のVAIO Zシリーズを手がけ、新型VAIO Zでは開発責任者を務めた、VAIO株式会社 商品ユニット2 笠井貴光部長に話を聞いた。
●InstantGoによる約0.3秒の高速復帰、コールドスタートも約6秒で済む
笠井氏が絶対の自信を持っておすすめする新型VAIO Zだが、実際のところはどうなのか。新型VAIO Zの起動から終了、スリープからの復帰を動画で見ていこう。
詳細はベンチマークテストを行った記事(関連記事:性能、スタミナ、騒音、発熱をじっくりテスト:復活した“モンスターPC”の驚くべき性能とは?)に譲るが、電源オフからの起動も約6秒でデスクトップ画面が表示されるほか、終了も非常に高速だ。スリープからの復帰も約0.3秒と爆速と言えるもので、もはやスマートフォンやタブレットデバイスと同じ感覚でPCを扱えるのが分かる。
何より、現行のCoreプロセッサ搭載PCでは数少ない「InstantGo」をサポートすることで、スタンバイ状態でもネットワーク接続を維持してメールの受信などが行え、瞬時に復帰して最新のデータにアクセスできる。
さまざまな特徴を備えた新型VAIO Zだが、この点だけをとっても他のPCには見られない、独自の魅力を持ったモデルと言えるだろう。
[田中宏昌,ITmedia]