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2015年3月25日、中国メディア・騰訊は、22年の冬季五輪開催を目指す中国北京市に対し降雪量の少なさを懸念する声が上がる中、専門家の「降雪量は国際オリンピック委員会(IOC)の重要な評価ポイントではない」との意見を紹介した。
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計画によると、同市西部の延慶でボブスレーやアルペンスキーなどの試合が予定されているが、延慶の最も気温の下がる12月の平均降雪量は2ミリだ。積雪の少なさが指摘されるのに対し、五輪招致に携わる中国国家体育総局の関係者は「降雪量は重要な問題ではない」と説明。18年の冬季五輪招致に成功した韓国の平昌は年間降雪量が250ミリだが、大量の人工降雪を用意する計画だと述べた。「人工の雪は水分を多く含み、雪質が硬い。試合会場にはこういう特徴を持った雪が必要だ」として、自然の雪はこの条件に欠けるとの意見を示した。現在、世界のほとんどの競技場で人工降雪機が使われているという。
この関係者はIOCが重視する点として、会場周辺の水量の確保と気温を挙げた。延慶の試合会場予定地周辺は11月から4月にかけて氷が張る地域で、招致が成功すれば新たに2つの貯水池が整備される見通しだ。(翻訳・編集/野谷)