政治そのほか速
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「楽しい旅行に出かけるはずが、行きの飛行機内でいやな思いをして台なし」「帰りの飛行機に不愉快な客がいて、素敵な旅の思い出の最後のページに汚点が」。こんな覚えのある人は、結構多いかもしれません。「飛行機に乗る際に、飛行機内で迷惑だと思う客はどんな客ですか」と質問したところ、ワースト1に選ばれたのは日米共通で後部座席からの迷惑行為でした。
「後ろからシートを蹴らないで!」
世界最大の総合オンライン旅行会社Expedia Inc(アメリカ)の日本語サイト「エクスペディアジャパン」が、10代から60代の日本人男女500人を対象に調査。最も多かった回答は「後ろからシートを蹴る」で、男性の25%、女性の30%から支持されました。「後ろから蹴られて安眠妨害された」「『自分に何か恨みがあるのか』というくらい、蹴り続けられた」など、嫌な記憶がよみがえる人も多いかもしれません。
「後ろからシートを蹴る」行為は、同様の調査を実施したアメリカでも堂々の1位でした。「機内という狭く限られた空間だからこそ、少しでも快適に過ごしたい」という願いは日米共通のようです。
日本人の回答で続く2位となったのは、男性21%、女性27%が選んだ「においがきつい」。逃げ場がなく窓も開けられない機内だけに、横からの汗、香水によるにおい攻撃はかなり厳しいものがありそうです。以下、3位が「背もたれを深く倒してくる」(男性20%、女性27%)4位「子供の面倒をみない」(同21%、25%)、5位「おしゃべり好き」(同16%、15%)の順となりました。
では、アメリカ人の回答はどうなっているのでしょう? 同内容の調査では、2位にランクインしたのは「子供の面倒をみない」。3位の「においがきつい」は日米共通で「迷惑行為」上位に選ばれましたが、4位「イヤフォンから音漏れしている」5位「お酒を飲みすぎる」と、日米間で認識の違いが如実に現れる結果となりました。
日本人が迷惑行為3位に選んだ「背もたれを深く倒してくる」ですが、アメリカ人の回答では9位と、あまり意識されていない結果に。アメリカ人にとって、思い切り背もたれを倒す行為は、案外当たり前の行為なのかもしれません。反対に、アメリカ人の回答で4位に選ばれた「イヤフォンから音漏れしている」は、日本人では下位の9位。「通勤電車でイヤフォンの音漏れがするのは日常茶飯事」という日本人に対し、アメリカ人は子供の騒ぎ声を含むノイズ一般を不快に感じる傾向があるのかもしれません。
ひとくくりに「迷惑行為」といっても、日米間では意外と認識に差があるようです。飛行機の国際線利用者はもとより、外国人観光客の利用が増加している新幹線の車内などでも起きそうな”文化摩擦”。皆さん、ご注意を。
<東京バーゲンマニア>