政治そのほか速
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2日の日経平均は3日続伸。10~12月期のGDP改定値が速報値から下方修正され、シカゴ購買部協会景気指数も大幅低下して前週末28日のNYダウは81ドル安。それでもCME先物清算値は18865円で為替レートは円安が進行し朝方は119円台後半で120円に接近。取引時間前に発表された10~12月の法人企業統計は設備投資が+2.8%と好調。誰かが神社に奉納する絵馬に書く願文と取り違えて買い注文を出したのか日経平均先物が午前9時に18990円をつける〃出来事〃があったが、日経平均始値は18890円。14年10ヵ月ぶりの18900円台に乗せ9時6分に18939円まで上昇するが、そこからズルズル下落して10時台には一時マイナスになり18775円の安値をつける。今週末の全人代開幕前に中国人民銀行が3ヵ月ぶりに貸出・預金金利の追加利下げを行った中国では10時45分にHSBC製造業PMIの改定値が発表されたが、25日に速報値50.1が出たわずか5日後でありながら50.7に上方修正。日経平均もプラスに戻り、前引けは18847円まで上昇した。前場の乱高下はまさに上昇気流と下降気流のせめぎあいの様相を呈した。
後場は前引け水準で始まりしばらくは18840~18860円のレンジで小動き。午後1時台後半からはおおむね18830~18850円のレンジで小動きし、プラス圏を保つ。しかし2時30分を回ると失速してまずTOPIXがマイナスになり、日経平均も18800円台を守れずマイナスに落ちそうになるが終盤に粘って持ち直し、TOPIXとともに3日続伸した。
日経平均終値は28.94円高の18826.88円、TOPIX終値は+1.12の1524.97。売買高は21億株、売買代金は2兆3340億円。値上がり銘柄数は899、値下がり銘柄数は832。上昇セクターは19でその他製品、サービス、医薬品、情報・通信、金属製品、非鉄金属、自動車など。下落セクターは14でその他金融、証券、銀行、不動産、鉄鋼、空運などだった。
3日の日経平均は高値警戒感で4日ぶりに小幅反落。ISM製造業景況感指数は低下したが「想定の範囲内」らしくNYダウは155ドル高で史上最高値を更新し、NASDAQ総合指数は15年ぶりに5000台に乗せた。為替のドル円は円安が進行し120円台。それを背景に18910円で始まるが、この水準ではやはり過熱感があり前場は「寄り天(寄り高)」で下落する。…