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『ファイアーエムブレム』シリーズなどを手掛けるインテリジェントシステムズによる完全新作、『Code Name: S.T.E.A.M.』が3月13日に米国発売を迎えるのを前に、PAX Eastでもプレイアブルで展示されていました。
『Code Name: S.T.E.A.M.』は、スチームパンクな時代設定、アメコミ調のグラフィック、主人公はアメリカの16代大統領のエイブラハム・リンカーン、そして彼が特殊部隊S.T.E.A.M.を率いて戦うというなかなかぶっ飛んだ世界観のゲームとなっています。
ゲームシステムはターン制のシミュレーションゲームですが、3Dのサードパーソンビューで展開されるのが特徴。ステージ毎に設定されるゴールを目指して、途中で道を塞ぐ敵を倒しながら前に進んでいきます。奥から攻めてくる敵が迫力の姿で見られ、シューターのように照準を合わせて武器を放って撃退していく。シミュレーションでありながら、より主観的に参加できるイメージです。
特徴なのは「STEAM」という単位を消費しながら行動していくこと。「STEAM」は一歩進むと1消費するほか、武器を使うと3消費します(体験版で使えた銃の場合)。「STEAM」が無くなると行動できなくなり、ターン終了で、敵のターンです。再び自分のターンが戻ってくると「STEAM」が回復し、再び行動できるようになります。
進むのか、退くのか、攻撃するのか、しないのか、この「STEAM」を自分のターンでどのように配分するかがこのゲームのキモとなりそうです。ステージ中では「STEAM」を回復する仕掛けもあり、それをどう獲得するかも大事になりそうでした。また、今回はキャラクターか一人でしたが、ゲームが進んで仲間が手に入れば、より深いゲーム性が楽しめそうです。
インテリジェントシステムズと言えば、同じシミュレーションゲームの『ファイアーエムブレム』という金字塔があるわけですが、『Code Name: S.T.E.A.M.』はかなり冒険的な新作だと感じました。現在のところ国内発売はアナウンスされていませんが、期待したいところです。(このグラフィックテイストは好みが別れそうですが・・・)