突然ですがあなたは、年下の女性に対してどう接していますか？　4月を迎え、新入社員が入ってくる季節になりました。当然、女性の後輩も増えることになります。しかし、この後輩女子に対して接し方がわからない！　という女性も、少なからずいるようです。　
　　
　どうやったら仲良くなれるかわからず、後輩女子との距離の取り方を間違ってしまうこともしばしば。この記事を今読んでいる人の中にも、「あ、これ私もそうかも！」と心当たりのある人がいるのではないでしょうか。今回は多くの女性が悩まされる後輩女子との接し方について、そのヒントを示していこうと思います。
　
　

年下女子が苦手なのはなぜ？

　ではそもそも、なぜ後輩女子への苦手意識が生まれるのでしょうか。身の回りの女性たちの話を聞いてみると、その理由がいくつか見えてきました。
　　
　まず一つ目は、周囲の、主に男性たちの態度が原因です。新しく若い女性が入ると、当然男性たちはその女性をちやほやします。その姿を見て、すでにいる女性たちは、どうしても引け目を感じてしまうのです。若い女性をちやほやするのはわかるけれど、自分も入社したときはあんなかんじだったっけ？　今の自分は？　と比べずにはいられません。
　　
　また距離を縮めようと、かるーくイジったりしようものなら周りから「おばさんが若い子いじめてる！」という目で見られてしまいます。周りからこんな反応を受けるようでは、後輩女性と距離を置いてしまうのも、無理のないことかもしれません。
　　
　しかしもう一つの原因は、むしろその人自身にあります。とある知人女性は、飲み会の席でこんなことを言っていました。
　　
　・「後輩女子が何を考えているかわからなくて……。やたら気をつかって女の子扱いしようとしてしまうんです。重そうな書類を代わりに持ってあげようとして、『大丈夫ですから』と逆に気をつかわせてしまったり」
　・「特に見た目が華やかだったり、仕事ができる子には何を話したらいいのか……仕事の失敗か何かの自虐トークで場をなごませようとしたら、ただただドン引きされて終わってしまったこともあります」
　　
　彼女たちにとって、後輩女子はもはや別のいきもの。いざ話そうとしても、初めて女子と接する男子高校生のようにぎごちなかったり、うすっぺらい会話に終始したりしてしまうそうです。
　　
　では後輩女子とうまい距離感で接するには、どうしたらいいのでしょうか。身の回りで後輩とも仲良くしている女性を見てみると、いくつかの特徴があることがわかりました。…