政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
ビンテージの本、ミニチュアモデル、面白エフェクトにユニークなカラーパレット。これらは『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督が好むものです。そんなウェス・アンダーソン監督が『X-MEN』を監督したら……?
どうなるのか、見てみましょう。
パトリック・ウィレムスさんが友人と協力して作ったのは、ウェス・アンダーソン監督テイストの『X-MEN』その名も『The Uncanny X-MEN(不思議なX-MEN)』。
ミュータントが活躍するマーベルの大ヒットヒーロー映画をアレンジするYoutubeユーザーは多いですが、ここまでイメージの異なる監督のテイストへ挑戦する人は少ないのではないでしょうか。
ウルヴァリンが美術の先生だったり、マグニートやセンチネルがマイルドな表現になっていたり、全てがスローテンポになっていたりと、なぜか見ているだけで温かい気持ちになってきます。
以下は、撮影裏の映像です。
ウェス・アンダーソン監督はスローモーションを多用するということで、本作では1秒間に26フレーム撮影できる、PanasonicのLumix GH4で撮影。X-MENのコスチュームは、ウェス・アンダーソン監督の短編映画『Bottle Rocket』にも黄色のつなぎが登場していることもあり、オリジナルの黄色と青のものを採用しています。デザインは80年代風でありながらも、近年のX-MENのコスチュームの特徴を入れたいということで、胸部にXマークと腕にストライプを施しています。
『The Uncanny X-MEN』のハイライトとなるのが、ウェス・アンダーソン監督のパロディでは外すことのできないミニチュアモデルのシーン。ドールハウスのようなセットは、プロのステージデザイナーの作品です。最初に部屋を撮影し、そのあとでグリーンスクリーンをバックに演技した俳優のデータを重ねています。
いかがでしたか? ウェス・アンダーソン監督風映像を気に入った方は、「もしウェス・アンダーソンがポルノを監督したら?」も併せてどうぞ。
[via Kotaku]
(中川真知子)
元の記事を読む